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大相撲九月場所十日目
四人枡からの観覧
溜席の迫力とも椅子席からの遠望とも異なる、弁当、焼き鳥、ビールという三点セットもあるthe大相撲的体験ですな
相撲博物館では常陸山から出羽海部屋という展覧会
地下講堂でのちゃんこは国技館特製の鷄塩ちゃんこ鍋
恒例の絵番付も購入
というところで、「はい、大相撲に浸ってきました」という時間になる
取り組みとしては、やはり荒汐部屋勢が気になるわけだが、神谷、荒篤山、大青山黒星
若隆景と遠藤の2敗どうしの好取組は若隆景が立ち合いに変わり気味で白星
前日まで二日続けて、遠藤が変化の勝利なので、若隆景もやりにくかったとは思う
勝利もさかんに首をひねっていたところは、理解できる
若元春は熱海富士との取組。これは熱戦。私としては今日いちばんの力が入った勝負になった
最近の若元春らしく、まずは立ち合いに力負けして俵に詰まるが、この間に、必殺の左下手をしっかり掴んだので、見た目ほど危ない印象はない
思った通り、寄り返しての寄り切り
足指が万全になれば、三役定着はできるはず
その他の取り組みでは、十両の尊富士と東白龍、全勝の尊富士に土が着いた
東白龍のちょっと突いたうえでの得意のはたきが決まった
国技館の雰囲気がこの一番で変わったのは興味深い
十日目の白眉のはずの大の里と霧島は、霧島が変化気味になって一挙に押し出される
大の里の力は今の力士の間では抜けている印象、元気な照ノ富士ぐらいしか対抗できないのではないか
今場所後の大関昇進、一月場所後の横綱もなんか確定路線に思えてくる