サンロッカーズ渋谷を有明コロシアムで
サンロッカーズ渋谷と名古屋ファイティングイーグルスのゲームを有明コロシアムで観戦。
サンロッカーズ渋谷は、普段、青山学院記念館という大学体育館をホームアリーナにしているわけだが、2023-2024シーズンはBプレミアへの指定を狙って、平均4000人観客動員を可能とする有明コロシアムを会場にした、ということもあるんじゃないか。
今回は9000人強の観客であり、招待なども多くあるのだろうが、日常的にバスケ観戦しているわけではない人々、ゲームの勝敗というよりアリーナの雰囲気を楽しみたい人も多く来られていたように思う。多額の費用はかかっているだろうが、裾野を広げていくことにつながる試みだと思う。
そうなると「渋谷」とは何かという問いにもなる。このあたりは地域プロモーションを重要なテーマとする弊社(私)にとっても、とても興味のあるところ。
渋谷を地名ではなく「渋谷」的なものとして把握することも考えられるだろう。おそらくBリーグの規約では「渋谷」をホームにしていないのに「渋谷」をチーム名にいれることは難しいとも思うが。
今後、Bプレミアを狙うのであれば、アリーナをどうするのかは、サンロッカーズ渋谷にとって、最も大事な課題になるはずだ。そのあたりを見守っていきたい。
ゲームとしては田中大貴の復帰がやはり大きい。ルカコーチのおこないことを十分に把握しながら、チームに染み込ませていくのは、コートに立っているからこそできる部分もあるはず。
パフォーマンスとしてはまだまだだろうが、コートに立つことだけで安心する。
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