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映画「マン・ハント」について
映画とは「マン・ハント」のことである!
2024年7月アマゾンプライムにて鑑賞。
あるアマプラのオリジナルドラマのあまりのつまらなさにがっかり…たまたまこちらを視聴。
過去に観たことがあるが、あまりの面白さに愕然とする。
映画とは「マン・ハント」のことである!
展開に一切無駄がない。
カットに一切無駄がない。
演出に一切無駄がない。
ある男のヒトラーの銃での暗殺未遂、実際にはライフルの引き金は引かなかったので、未遂というかは疑わしい。
ただ、銃弾を充填したのは確かである。
ここから映画がはじまるのだが、曖昧なのは、このシーンだけだ。
だが、後半になり、銃弾の充填の真意が明かされる。
ラストは、戦意高揚風の終わり方だが、1941年公開であることを考慮しなければならない。
どうやらワタシは2024年とはいえ、1941年の製作の映画の方が自分に合っているようだ。
今のドラマでは旬なテーマを取り扱ってはいるものの、新鮮さをまったく感じない。
だが、「マン・ハント」はテーマこそ古いものの展開は予想できず、絶えず意外な方向へ進んでいく。
やはり、フリッツ・ラング恐るべし…。
アマゾンプライムでは、フリッツ・ラング作品も数多く視聴できる。
いい時代になったものである。
2024年8月15日UP
※このテキストは、筆者がYahoo!検索(旧Yahoo!映画)に投稿したものを転載したものです。
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