物事のバランス
本日は、私が大学時代の英語の講義で読んだことについて久しぶりに思い出したので話していこうと思います。
そのお話は「地球というものを作ったのは誰なのか?」という議論でした。ビックバンとか色々と噂されていますが、たしかにずっと疑問でした。なぜこの地球が生まれて、海があって木々があって人間や他の動物がいてどうなっているのだろうという疑問は誰しもが考えたことがあるかもしれません。
でももし神様が与えたのだとしたら、バランスが良すぎるわけです。例えば動物の数をとってみても、動物たちには「食物連鎖」という仕組みがあります。植物を食べる草食動物、草食動物を捕まえて食べる肉食動物と強いものが弱いものを食べるという仕組みです。でももし大量の肉食動物がいるサバンナだったとしたら肉食動物が餌として食べる動物たちの数は減ります。そうなると肉食動物たちは生きていけなくなります。つまりそこには何かしらの絶妙なバランスを保っているということになります。
これを経済に当てはめて考えてみると、需要と供給の関係になります。需要がなくなっても供給がなくなってもバランスは崩れモノの価格は変動します。現在もマスクは需要が高く、供給が追いついていないという状況です。でもそれではバランスが崩れ、マスクの値段が本来よりも高い価値として市場に出回ってしまいます。つまり、サバンナ(市場)をうまく保つには草食動物(マスク)を全部食べてしまうようなことがあってはバランスが崩れてしまう。
これはマスクに限ったことではありませんが、これからの未来の中でこうやって国全体・経済全体の存続を考えた行動ができるように工夫していく必要があると思います。ライオン(人)がシマウマ(マスク)を全部食べてしまえば餌がなくなり餓死してしまうのと同じで、本来の経済システムが保てなくなってしまう。環境問題も同じ。持続可能な社会を作るため、一人一人が節度とバランスを考えた行動をしていける社会にしていきたい。そんなことを考えた1日でした。