2021年に買ってよかったもの
実は昨年にも書こうとしていたが途中で筆が乗らなくなってやめている。じゃあ何で今年は書くのか。
気分、それだけ。
今年はカメラ関係の支出のみで、珍しくガジェット類は買っていない。その分支出総額は上がっていそうだが値段は忘れたので気にしないことにしよう。
H&YのNDフィルター
以前からハーフNDフィルターがないと滝とか星景とか不便だよな、と思ってたけど手を出してなかったもの。
理由は簡単でガラスの1枚板とか破損リスクが高過ぎる、そして値段も。いや高価すぎるとは思わないけど、簡単に壊れるリスクがあると思うとハードルが高かった。
んでH&YのハーフNDフィルターを選んだ理由は「ズボラに扱えるから」
ゴリラガラス採用で強靭、フィルター枠にはマグネットが入っていて脱着が簡単。かつC-PLフィルターがマルミよりも使いやすそう。
実戦投入は7月だったけど本当に素晴らしい働きをしてくれた。
手元にあるのはソフトND16とバランサーND、あとは星景用の光害カットフィルターとプロソフトンのハーフにフィルター枠だけ買って取り付けた計4つ。
ゴリラガラス採用は純正品でもNDのみらしいので光害カットとプロソフトンは取り扱い注意だけど、それでも心理的にはだいぶ違う。
センターとリバースも買っておこうかと考えているけど、これは初日の出の撮れ高を見てから決める予定。ちなみにフィルターホルダーは買って半年するかしないかのうちにVer.2が発売された。いいんだ、ネジ締めて固定したことないから……。
大手量販店だと取り扱いがなかったけど、荻窪のさくらやは公式に取り扱っているようで当時新製品だったバランサーGNDも売っていた。都内であれば店頭受け取りも苦ではないだろうし、品揃えも良かったのでおすすめ。
GFX50S II
これを挙げないわけにはいかないが、ハーフNDの方は共通品なので2番手に。
もはや説明は不要でしょう。これとハーフNDを使って満足に撮れない風景があるならそれは撮り手の腕の問題か、撮れるカメラがないかの二択だと思っている。
そう易々と手を出せる価格帯のものでないことは分かっているが、後継機が出るであろう4年後も満足して使っている気がする。
これを手放すときは編集環境含めてGFX100Sを買える状態になったか、後継機がとんでもないスペックアップするか、あるいは身体を壊してトータル1kg未満の機材しか持てなくなったときくらいかな。
惜しいのは何度も言っているけどレンズ。キットの35-70mmが悪いんじゃなくて、明るい広角がない。これも何度も言ってるか。
もうね、星撮りに最適な性能のボディがあって何でレンズがないのよ、と。丸の内の富士フイルムでも同じようなことを言っていたのは私です。
Takuya AkahoshiさんのYouTubeで七工匠の21mmがケラレなく使えると知ったが、俺の雑な使い方を考えるとWR(防塵防滴耐低温)は欲しい……。
幸い同様の要望は多く出ているそうなので、きっと富士フイルムならやってくれる!
そう信じて俺は純正を待つつもりだ。なぜってXF18mmF1.4の描写が良すぎて、これを超えるものしか満足できないのが分かりきっているから。
Floeberg HS Thermo Hooded Jacket AF Men
最後は最近買って早速酷使しているMammutのダウン。耐風性だけでなく防水性にも優れているようで、公式のネットショップでは耐水圧10000mmと記載されている。
これがどの程度の雨量なのかはわからないが、ゲリラ豪雨でもなければまず大丈夫だろう。そもそもダウンは水濡れに弱いそうなので、多少でも水濡れに強いのはありがたい。
アウトドア仕様なので当然外ポケットは雨雪が入りにくいよう蓋付きになっている。スナップボタンがやや留めにくいが、ファスナーで十分なことが多いので欠点というほどでもない。
何より最強なのが畳める!メジャーはなかったので厳密な計測はできないが、フローリングの木目で数えてもらえばどれほどコンパクトになったか分かると思う。
手持ちするにはまだ大きいが、登山用バックパックの上部に括り付けるのは難なくできるはずだ。ユニクロのダウンはかさばる上に防水性皆無だったので、タウンユースにはよくても冬場の写真撮影ではとてもじゃないが使えなかった。
アウターだけにフードもしっかりしており、使わない時も首元までファスナーを上げるとシュッとした見た目になる。保温性は今日早朝の松島で試してきたが、寒さは感じなかった。
6時台は-3℃に北西の風4mだったようだが、-10℃くらいまでなら使えそうな気がする。
道中は畳んで歩行の負荷を減らし、撮影ポイントに着いたらすぐに羽織って身体を冷やさない。耐候性も高く、冬場の風景撮影にはおすすめできる。
まとめてみて思ったが、今年は去年よりも買ったものの値段が上がっている気がする。アウターは極端な話命に関わることもあるが、機材はもう本当に言い訳のしようもない。
未熟さを機材でカバーできるなら安いもの、という理由でXシリーズはフラッグシップを選んできた(天候などに余計な気を遣いたくないということもある)が、もはやカバーどころではない気がする。
おそらくまだ機材に使われているのだろう。来年はそれを少しでもマシにしたい。
この記事が参加している募集
最後まで読んでくださってありがとうございます! 写真や文章を気に入っていただけたらフォローしてもらえると嬉しいです。サポートいただいた分は機材の購入や旅費にあてさせていただきます。