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【有隣堂 神戸阪急店】関西初進出の関東地方書店 行ってきた【最高】

有隣堂。私がこの記事で全国に有隣堂の風を巻き起こすから見ててくれ。



有隣堂 神戸阪急店 基本情報

住所

〒651-8511
兵庫県 神戸市 中央区 小野柄通8-1-8 神戸阪急 本館8階

最寄り駅

阪急 神戸三宮駅(から徒歩7分)
阪神 神戸三宮駅(から徒歩4分)
JR三宮駅(から徒歩5分)

電話番号

078-200-7753

営業時間

10:00-20:00

支払い方法

  • 現金 図書カード クオカード

  • クレジットカード各種

  • 電子マネー(iD、楽天Edy、QUICPAY+)

  • 交通系電子マネー(Pitapa含む)

  • コード決済(d払い、PayPay、楽天Pay、au Pay、メルペイ、LINE Pay、Alipay+、WeChatPay)

公式ホームページ


有隣堂に行く前日にゆうせかへの愛で荒れ狂う私

(以下 私のゆうせかへの愛、明日有隣堂に行くわくわくの気持ち↓)

有隣堂運営チャンネル「有隣堂しか知らない世界」、好き

有隣堂のYouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」、通称「ゆうせか」をずっと見ていて、毎週火曜日12時に動画投稿の通知来るとフンッ!!!!!!!ってなります。大好きです。BeRealの通知よりもドキッとします。ちなみにBeRealで投稿した写真って投稿してから30年間はBeRealの会社が広告とかに好きに使っていいらしいですね。それ知ってからはアカウント消しました。私の変顔が今後20年、世界にさらされずに済むことを祈るばかりです。
いつも適当に「どうせ同意しなきゃ使えないんでしょう?」ってロクに利用規約とか読みもせずにブワァアーーー!!(千原ジュニア)ってスクロールしてたらこんなことになるんですね。BeRealの広告で落ちる直前のドッスンの物マネをしてる女が流れてきたら私です。

ゆーりんちー(ゆうせかのファンネーム的なやつ)はみんなそうだと思うんですけれども、岡崎さん(有隣堂 文房具バイヤー)とブッコロー(ゆうせか名物MC)の絡みが大好きです。ふわふわしている岡崎さんとブッコローのキレが混ざり合ってほんまに良い。私も本屋でアルバイトしてるんですけれども、ああいうYouTube始めてほしいですね。私は出たくないですが。ちなみにうちの本屋は絶対売れないだろみたいな書店限定のオリジナル文具出してます。実際あんまり売れてないですし、私がレジしてるときにオリジナルグッズ持ってきた人はいないです。予約もできるんですけれども3年連続予約数0でしたね。けれども確かに売り場に出てるグッズはちょーーーっとずつ減ってるんですよ。心霊現象かな?

トークの隙間に出るブッコローの過去の話が好きです。一番好きなのは、小学校のころに初恋の子に告白したらフラれて学校を飛び出した話です。
こちらの動画の7:07頃→ 【ノウハウが超進化】恋愛本の世界 ~有隣堂しか知らない世界148~

〈関連・おすすめリンク〉
・あとおすすめついでに時間あったらこれも見てほしいな。
これも見てほしいおv( ̄Д ̄)v 】有隣堂のWikipediaです。スクロールしたらゆうせかの欄があるのでぜひ。
・あとwikiを見たらこの動画もおすすめ。→【詳しすぎる】有隣堂のWikipediaの世界 ~有隣堂しか知らない世界102~
・そのあとに続編?のこれ→【本来は1年前の動画】有隣堂のWikipediaの世界 その② ~有隣堂しか知らない世界213~

又吉さんすごい

最初ゆうせかの動画見たとき「何だこの犯罪者みてぇな声してる鳥…」と思ってたけれども気づいたらハマってました。一番最初に見た動画は何だったかな、又吉さん初登場の回かな?面白かったです。又吉さんの変態的な言語化の才能にやられましたね。「三次元で読んでいる」とか「本が光を放ってこっちだよぉ…って呼んでくれる」って感覚、私にはわからないです。
あと、又吉さんはゆうせか内で自分のことを「自分が書いているキャラクターが勝手に動き出すタイプの作家」と言っていて、直木賞最年少を狙い、三行で続きが書けなくなって一日で挫折した私とは大違いです。

ブッコローの中の人って誰なんでしょう。又吉さんと面識あるくらいだし、お笑いの世界にいるorいた方だと思うんですけれども。

明日有隣堂に行ってくるよぉおお

やったね。行ってくるよ。有隣堂!!ずっと行きたくて、去年東京の友達に会いに東京に遊びに行ったときに「有隣堂に連れていけ!!」とお願いしたんですけれども、その時遊んだのが池袋と新宿で、その辺には有隣堂がないらしく、結局大阪にもあるジュンク堂で1万円分買って無料配送してもらいました。
でも、あのジュンク堂バカでかかったなあ。「昼ご飯に食べたラーメンについてきた半チャーハン、あれ”半”ですらなかったよな…?」とか話しながらエレベーターで最上階まで上って、「男部屋の写真集」なるものを見つけては「どの部屋の男が一番女連れ込んでそうか決めようぜ!!」など、色々楽しみながら段々下の階に降りていく感じで買い物をしていました。大きい本屋に行くときはだいたいそうしてます。最上階に行ってから一階ずつ降りてます。かなりおすすめですよ。エレベーターが一階に降りてくるまで時間かかってもそうしたほうがいい。ほんまにおすすめ。

〈関連リンク〉
・無印良品みたいな男が一番性欲強い→男子部屋の記録/小野 哲著/玄光社/2,300円+税(978-4-7683-1189-9)

【余談】大阪にある二つの(MARUZEN&)ジュンク堂にまつわる思い出話

全然余談なんですけれども、MARUZEN&ジュンク堂 梅田店によく行くんだけど(上に書いた「大きい本屋に行くときは最上階に行ってから一階ずつ降りてます。」は完全にMARUZEN&ジュンク堂梅田店のことです。むしろ生活県内でそれ以外の本屋で最上階に行かないといけないほどデカい本屋に行ったことがない。)、あそこ確か文芸書と文庫本で階が違ったんですよね。前は同じ階にあったのに。あれまじでやめた方がいい。私の記憶が正しければ二階にあがってUターンしたら持て余してるスペースがあったと思うのでそこを文芸書コーナーにしてください。まじで。

人生で初めて行った「デカい本屋」っていうのが私はジュンク堂大阪本店でした。中学生のころだったかな。地元の本屋(今の私のバイト先)は多分、分類としては中小型の書店なんですけれども、それなりにスペースはあって、その時人気・話題の本だけでなく「誰が買うんだ」みたいな本もちょっとあります。(坪って単位がいまいちわかってないので、簡単に例えると、20歳美人女子大生(私)が普通のスピードで店内を壁に沿って一周したら1分半はかかると思います。そういえば前に店長が「うちの店って200坪くらいやんな?」って言ってたんでそんくらいかもしれない。坪がまじでわからないから「あーそんくらいですねえ」とか適当に返事した記憶がある。)

でも私が「本好きかもぉ(鼻ほじ)」と気付いたころにはその書店では物足りなくなっていて、母親が「大きい本屋さんに行ってみる?」と言ってくれて、連れて行ってくれたのが北新地にあるジュンク堂大阪本店でした。
その頃の私はその本屋が関西で一番デカいと思っていたので、大学生になり行動範囲が増え、梅田店の存在を知ったときはよだれを垂らしながら茶屋町を走りました。

北新地の大阪本店に初めて行ったときに買った本は、伊吹有喜さんの「彼方の友へ」でした。中学の模試の国語の問題で使われていて、「この小説面白っ!!」って思いながら読んでいたら設問があることを忘れていて、面白すぎるって衝撃で読み終わった後はストーリーを忘れてしまったので(完全に頭が勉強モードじゃなく読書モードになっていた)、もう一度最初から読み直して時間を大幅にロスしたりしていました。
模試と言えば、高校か中学のころ模試で辻村深月さんの「サクラ咲く」が出てきて、「なんかこの話知ってるんだが?」と思ったら昔読んだことがあった話でした。「ほかの人よりも知ってるからお得じゃーん」と思ってたけれども設問むずくて爆死したなあ。

〈関連リンク〉
・【模試の最中にこの私を夢中にさせた伝説の本】→彼方の友へ/伊吹有喜/実業之日本社/850円+税(978-4-408-55616-1)

高校のころには、図書だよりに乗っていたハヤカワ文庫の「解錠師」(スティーヴ・ハミルトン著)が面白そうで気になって、それも大阪本店で買いました。

私は高校時代に一人が好きで友達がおらず、教卓の正面の一番前の席を常に陣取って休み時間にはひたすら本を読んでいたんですけれども、日本史の先生がそれを可哀想と思ったのか特に理由はないのかわかりませんが、たまに話しかけてくれて「分厚い本読んでるやん!」とか、日本史の授業は毎日あったので「お、昨日より進んでるなあ!!」とかいろいろ言ってくれました。ある日この「解錠師」を読んでいるときも話しかけてくれて「お、新しい本読んでるんや。面白いかそれ?」といわれ、「はい、面白いです」とか当たり障りのない返事をすればいいものの、正直に「いや~これはあんまりですねえ。」って言ってしまったのを今でも後悔しています。これくらいの軽いコミュニケーションは相手が求めている答えを察してそれを返せばいいのに、当時の私には(というか多分今も)それが難しくできませんでした。けどその先生は本当に優しくて「おもんないんかい。まあそういう本もあるわなあ」って笑って言ってくれました。あの先生、今でもあの高校にいるんですかね。この話思い出したら手紙を書きたくなってきた。名前を忘れてしまったので卒アルを引っ張り出して名前調べて学校あてに送ろうかな。

ちなみに急に「解錠師」のことをディスってしまったんですけれども、ブクログを見ると評価が高いので本当に私に合わなかっただけだと思います。あと海外文学を読みなれてなさ過ぎた。最近は「アルジャーノンに花束を」を読了したことで海外文学を読む恐怖が少し減ってきました。なので解錠師、再挑戦したいですね。

〈関連リンク〉
・【この私を挫折させた伝説の本】→解錠師/スティーヴ・ハミルトン著/ハヤカワ・ミステリ文庫/940円+税(978-4-15-171854-0)
・【この私が最後まで読めた伝説の(翻訳ものの)本】→アルジャーノンに花束を/ダニエル・キイス/ハヤカワ文庫NV/980円+税(978-4-15-041333-0)

〈以下「解錠師」の本の構成に触れるので、何も知らないまっさらな状態で読みたい人は注意です。〉

「解錠師」はね、私の記憶では章ごとに「今の話」と「過去の話」が交互になっていて、時系列を考えるのが難しかった。「さっき現在のパートでこの話に触れてなかったっけ?いや、それは過去パートで読んだんだっけ?」みたいになってしまった。
でも、ブクログに投稿されている感想を読むと、だんだん「今」と「過去」の距離が近くなり、それが疾走感があってよかった!と言っている人がいました。過去の物語はいつか「現在」のパートに伏線回収とか何らかの形で影響するんだろうけれども、当時の私は過去パート、現在パートをそれぞれ独立したものとして読んでいたので訳が分からなかった。

過去パートの主人公を読み、主人公の過去を知り、それに基づいて現在パートの主人公の行動の理由だったりを推測するのがいいんだろうけれども、あのころの私にはできませんでした。

ブクログには挫折せずに楽しく読み切った勇者がたくさんいて、その方の感想を読むと本当にいい話だそうです。あれから3、4年ほどたち、私の読書スキルも少しは上がっていると思うのでまた挑戦したいですね。
あと単純に海外文学(おもに欧米の小説)の翻訳ものは、どうしても言語の違いで訳が固くなって読みにくいですね。違和感があるというか。そういうものと割り切って読めばいいんでしょうけれども、日本文学しか読んでこなかった私には少し難しいです。慣れるのに時間がかかりそう。韓国文学はスラスラ読めるんですけれどもね...。(ちなみにおすすめの韓国文学は「アーモンド」(ソン・ウォンピョン著)です。本屋大賞翻訳部門を受賞しているので読んだことある方もたくさんいると思いますが、まだの方はぜひ。)

〈関連リンク〉
・「解錠師」を読み切った勇者たちの声→ブクログの「解錠師」の感想ページ
・【おすすめの韓国文学】→アーモンド/ソン・ウォンピョン/祥伝社文庫/750円+税(978-4-396-35060-4)

なんで梅田店(1-6階までジュンク堂)のほうがデカいのに北新地にある大阪本店(ちなみにこっちはジュンク堂スペースは2階と3階の2フロア)が本店なんでしょうね。先にできたのが北新地の方だから?詳しい方教えてください。そもそも「本店」ってどういう意味なんだ?

〈関連リンク〉
・【
私が人生で初めて行った大きい本屋】→ジュンク堂 大阪本店のHP
・【と、そのTwitterアカウント。よくサイン本の情報が流れてくるよ」→ジュンク堂 大阪本店のTwitterアカウント
・【
私がよだれ垂らしながら向かった本屋】→ジュンク堂 梅田店HP
・【と、そのTwitterアカウント】→ジュンク堂梅田店のTwitterアカウント

最初の自己紹介の記事でもそうだったんですけれども、私は題名に書いているメインの話題よりも、余談に分量を使うタイプの人間ですね。「私、一人で生きていけるから…」とか言いながら孤独を寂しく思っていて、自分のことを誰かに聞いてほしい欲があるんでしょうね。
なんか、自分の話とか余談を書いているときはすごい無になれて気持ちいいです。よくわからんけど脳のいい感じの物質が出てそう。

【余談】急遽バイト休みになった話

はよ有隣堂行けやって感じなんですけれども、「初体験の前のワクワク」の気持ちをできるだけ全部出し切っておきたいと思うとタイピングの指が止まりません。

本当はね、明日(8月末)は有隣堂行かないつもりだったんですよ。9月のどこかでいけたらいいなあって。
働いている書店の別の店舗が棚卸しの日で、「人手が足りなくてそこの店舗の店長(前に一緒の店舗で働いていた社員さん。あんまり好きじゃない。)が泣いてるから行ってこい」って言われて、あさ5時半に起きて7時の電車に乗る予定だったんですけれども、棚卸は二日間あって、私が呼ばれたのは二日目だったんですけれども、一日目の今日が死ぬほど順調に進んで明日やることがないから応援行かなくていいよって言われました(^O^)!

【余談】同じ店舗で働いていた社員の愚痴

その社員さんは辞書で「シゴデキ」(=仕事ができる人、の意)って調べたらその人の名前が出てくるような人で、りんごをみて「ばなな」という私が見ても「あー出世するんだろなあ、すごい仕事できるから会社で重宝されてるんだろなあ」ってのが一目でわかる人でした。
お客さんが探している本が見つからなくてその人に「一緒に探してください!!」って頼んだら、私が探しているときは全然見つからなかったのに、その人が探したら一瞬で見つかるような、本当にすごい人です。
けど、日によって機嫌が全然違くて、私が「おはようございます」とあいさつした後のその人の返事の声のトーンで機嫌がいいか悪いかがすぐにわかります。その社員さんが出勤した時点で機嫌悪いので、絶対に出勤するまでに何か嫌なことがあったと思うんですよ。私がミスして機嫌悪いならわかりますけれども出勤時点で機嫌が悪いはもうどうしろっちゅうねん。

ただ、出勤のあいさつした時に機嫌がよければ「今日は機嫌がよくて𝐥𝐮𝐜𝐤𝐲…」ってなるかと思えばそうでもなくて。最初機嫌がよくても数時間後には機嫌が悪くなる時があるのでいつ爆発するかわからない爆弾みたいでした。唯一いいこととして、アルバイト同士では「あの人、機嫌いい日と悪い日があって難しいよね」って話ができたので、「今日機嫌悪くてキツめに怒られたわー」って愚痴とか、私より先に出勤してる友達に「今日あの人の機嫌どう?」って聞いて「本日は、大凶なり。」みたいな事前調査もできました。
なにがやっかいかって、機嫌が悪い日、アルバイトには強く当たるんですけれども、先輩社員とか契約社員さんにはそんなそぶり見せないんですよね。後輩の社員・アルバイトには強く当たってるので、相手を選んでると思う。
この人を見てると、「ある程度他人をいじめても平気なメンタルを持っている人」でないと出世できないし、そもそもこの世界では生き残れないんだなあ、と思います。

全然関係ないですけれども、顔に「優しい」って書いてるような、見ただけで「いい人だ!!」ってのがわかる父方の伯父は、薬局で働いていて、一時期店長になったらしいんですけれども「優しすぎる」って理由で副店長に卸されたらしいです。間違えた、降ろされたらしいです。こんなところに「棚卸し」の変換履歴の弊害が…。
多分、優しいから後輩や部下がミスしても指導しづらかったんだと思います。若いころは喧嘩に明け暮れていた私の父とその弟(叔父)は営業で成績トップだったり店長だったりするので、他人を攻撃できない人は評価されづらい世界なんだろうなあと思ってしまいます。
私は優しい伯父を心より尊敬してますし、もちろん父や叔父に対する気持ちも同じです。

明日有隣堂に乗り込む意気込み

やっと有隣堂の話に戻ります。タイトルに有隣堂って入れてるのにめっちゃジュンク堂の話して申し訳ない。

明日有隣堂で最低限買いたいのは
・ブッコローグッズ
・「老舗書店「有隣堂」が作る企業YouTubeの世界 ~「チャンネル登録」すら知らなかった社員が登録者数20万人に育てるまで~」(ホーム社)
(通称ゆうせか本)
・有隣堂名物バイヤー岡﨑弘子の 愛すべき文房具の世界(扶桑社)
・ブックカバー

の三点です。それ以外はその時の気分、ビビット来たものを買えればいいかな、と思います。

有隣堂と言えば、売っているものが本にとどまらないところが魅力、特徴だと思います。雑貨などはあまり詳しくありませんが、岡崎さんがいつもYouTubeで楽しそうに紹介しているので、面白い雑貨・文具を見つけられたらなあと思います。
そのほかに有隣堂で有名なもの・こと と言えば、文庫サイズのブックカバーの豊富さ!!!有隣堂で文庫本(ハヤカワ文庫を除く)を買うと、10色の中から好きな色のブックカバーを選び、かけてもらうことができます。文庫本お買い上げの方には無料で、文庫本をお買い上げでなくても10枚セットで税込み165円(2024年8月時点)で販売しているそうです。
ちなみにハヤカワ文庫を除く、と書いたのは、ハヤカワ文庫はその他の新潮文庫、講談社文庫等に比べて背丈が少しだけ大きく、10色のブックカバーでは本が少しはみ出してしまうため、色付きのブックカバーではかけてもらえません。ですがハヤカワ文庫に対応したブックカバーもありすので、10色のものでなくてもよければカバーをかけてくれます。ハヤカワ文庫がほかの文庫本より少し大きいのは読みやすさを考えるとそうなったらしいです。

〈関連リンク〉
・【この本を買いたいの!!①】→老舗書店「有隣堂」が作る企業YouTubeの世界 「チャンネル登録」すら知らなかった社員が登録者数20万人に育てるまで/有隣堂YouTubeチーム/ホーム社/1500円+税(978-4-8342-5368-9)
・【この本が買いたいの!!②】→有隣堂名物バイヤー岡﨑弘子の愛すべき文房具の世界/岡崎弘子・有隣堂YouTubeチーム/扶桑社/1700円+税(978-4-594-09065-4)
・【ゆうせか名物、10色ブックカバー】→【超品質】コスト3倍!有隣堂のブックカバーの世界 ~有隣堂しか知らない世界152~
・【ハヤカワ文庫だけちょっとデカい】→【共感できる?】有隣堂アルバイトあるあるの世界 ~有隣堂しか知らない世界096~
・【近くに有隣堂がなくても10色ブックカバーネットで買えるよ】→有隣堂ヤフーショッピング店 10色ブックカバー販売ページ

普段書店に行くときは本目当てで文具コーナーは素通りなので、明日はそちらも見てみたいです!!いろいろ書いて満足しましたし早く明日になってほしいので寝ますね。おやすみなさい

有隣堂行ってきた感想!!

有隣堂行ってきました。とってもよかった。

エレベーターから降りた瞬間、本屋が見えて「有隣堂の看板無いけれどもこれ、有隣堂だよな…?」となり、キョロキョロしながら本屋を歩いているとブッコローグッズコーナーがあり有隣堂と確信!!\(^o^)/

値段も気にせずブッコローグッズを手に取り、初めての本屋で勝手がわからずキョロキョロし、「ちょっと怪しいけど万引きするにはやけにテンションが高い奴」になってました。

有隣堂 神戸阪急店のここがよかった

神戸阪急店に限らず有隣堂全体に言えることですが、書籍だけにとどまらないところ。文房具にはまじで詳しくないけれども、雑貨や食べ物なども置いていて本当に良かった。本ばっかり見るの、好きだし楽しいけれどもちょっと情報量多くて疲れちゃうから、文房具で息抜きできるのありがたい。3代目直帰ペンは置いてなかったです。ほしかった。

店の外?にはブッコローのサインが置いていたので、写真を撮りたくてレジの際に店員さんに撮っていいか聞いたところ、笑顔で「大丈夫ですよ〜」と言ってくださったので遠慮なく。
書店で働いている者としては、本屋でシャッター音が聞こえたらビックリするんですよね。買わずに本の中身を撮るのはデジタル万引きになる可能性があるので皆さんお気を付けて。撮りたい場合は店員に聞いてみてください。9割却下されると思います。

あとね、1番びっくりしたのが、作家さん紹介の本棚があるところ。本の写真は撮っちゃいけないかなと思ったので乏しい語彙力で頑張って説明しますが、

本棚の1段目…千早茜さんの書籍
2段目…町田そのこさんの書籍

みたいな感じで、その作家さんの本だけが置いている棚って言うのがあって、本棚を贅沢に使っている感じがとても良かった(上のは例なので実際には1段目に違う作家さんが乗ってます。誰が何段目に乗ってるとか覚えられなかった、ごめん)。湊かなえさんの段とか東野圭吾さん、江國香織さんの段とかありました。
あと、平積みの仕方が神がかってた。本屋の平積みって大体スペースを全部余すことなく置くと思うんですけれども、有隣堂の本棚は本と本の間にスペースがあって、息苦しくなかった。あの置き方にはびっくりした。
あと、面陳の仕方もすごい。上手く言えないけれども、普段読まない本でも面白そうだなあと思うようなチョイス。

大きい本屋も好きですが、ああいう「ウチは限られた棚でこの本たちで戦ってます!」っていう本屋も好きなんだよなあ。一つ一つの本が誇らしく本棚にささってる。「このスペースに並ぶことが許された本です」っていうプライドみたいなのが見える。

買ってないけど、社会系の棚に刺さってた山崎ナオコーラさんの「ブスの自信の持ち方」みたいな題名の本が気になった。つい立ち読みしてしまいました。冒頭を読んだだけでも「ブスである自分を悲観せずに生きている覚悟」みたいなのが伝わってきた。弱さを見せない、力強い文章でした。買いたいです。

ちょっと話変わるけれども、書店でフェミニズム系の本が並んでいる本棚の前に立つのって勇気が要りますよね。私だけですか、すみません。

〈関連リンク〉
タイトルの引力すごいよね→ブスの自信の持ち方 Amazon商品ページ

有隣堂 神戸阪急店のここを変えてくれポイント

ゆうせかの動画内で紹介した書籍やグッズを置いているコーナーが欲しいです。全部とは言わないので。又吉さんの本とかタニシさんの本とかゆうせか本とか。

あと、これは別に不満じゃないけれどもコミック置いてない気がする。2周したけど、なかった、よな…?普段あんまりコミックを買うことがないから気付かなかった。コミックが置いてねえ。そんな本屋もありなのか。

あと、多分金持ちの人がよく行く場所だから場違い感が恥ずかしかった。有隣堂出た瞬間「よくわからけど高そうな店」が沢山あって、「あっ、すみません…」と思いながら店を出た。

そうそう思い出した、すんげーーーー焦った。方向音痴すぎて一生有隣堂に行けないかと思ったね。
外に出て「阪急」って書いてるバカデカ建物に向かって歩いたら何とか着けたけれども、焦ったー。どこだよここ!!ってなりながら歩いてました。

今は有隣堂を出て良さげなカフェに来てます。

都会のストローはこんなに細いのか?

買った本見てよ!

約11,000円分買いました。有隣堂で買った本やグッズを紹介しようと思ってレシート見たら、書籍名書いてなくて「日用雑貨」とか「書籍」って書いててびっくりした。

いい匂いがします。

この4冊を買いました。

クララとお日さま/カズオ・イシグロ

クララとお日さま/カズオ・イシグロ/ハヤカワepi文庫/1500円+税(978-4-15-120109-7)

【あらすじ】
クララは子供の成長を手助けするAF(人工親友)として開発された人工知能搭載ロボット。店頭から街行く人々や来店する客を観察しながら、自分を買ってくれる人が来ることを待ち続けている。ある日、ジョジーという病弱な少女の家庭に買い取られ、やがて二人は友情を育んでいくが、一家には大きな秘密があった...…愛とは、知性とは、家族とは?根源的な問題に迫る感動作。ノーベル文学賞受賞第一作。(背表紙より)

Detroit: Become Humanを彷彿とさせるあらすじですね。AI×家族愛は完全にカーラとアリスじゃん。Detroit的に行くと、一家の大きな秘密ってのはジョジーがアンドロイドってことですね。
カズオ・イシグロ作品はまだ一冊も読んだことがないですが、「わたしを離さないで」を持ってます。積読中です。まだ読んでないけれども別の作品を買ってしまいました。
Detroitの実況を見てから、AI×人間に興味を持ち始めて、そういう小説ないかなと思っていたところ、ありました。
ハヤカワ文庫のepiってどういう意味?エピソード?

…全然違いました。Wikipediaによると、海外小説のレーベル。epiは"epic(叙事詩)"および"epicentre(発信源)"に由来する、とのことです。ありがとうWikipedia。

〈関連リンク〉
・【Detoitおもしろいから時間あったらプレイor実況見てみてね】→PS4 Detort: Become Human Amazon商品ページ
人に奉仕するために作られたロボットが自我を持ち始める話。プレイヤーの選択によって結末が分岐するタイプのゲームです。
・【大学の授業で紹介されてて気になったんだが先生の紹介の仕方が完全にネタバレを含んでた】→わたしを離さないで Amazon商品ページ
・【ありがとうWiki。恩に着るぜ】→Wikipedia ハヤカワepi文庫のページ

あなたの言葉を/辻村深月

あなたの言葉を/辻村深月/毎日新聞出版/1400円+税(978-4-620-32805-8)

【あらすじ】
「辻村さんは大人なのに、どうして子どもの気持ちがわかるのですか?」
あの時、のみこんだひと言。いま感じている気持ち。
その言葉はいつか必ず、あなたを助けてくれる。
これから大人になる人たちへ、辻村深月が一緒に考える。
学校生活、出会いと別れ、読むこと、書くこと――
自らの体験を元にまっすぐに語りかけるエッセイ集。(Amazonより)

辻村深月さんが毎日小学生新聞に月一で連載されていた記事を一冊の本にしたものです。ずっとほしかった。買った。

辻村さんって、作品で結構意地悪に人物を描く印象なんですけれども(「傲慢と善良」とかまさに)、かといって辻村さんが「人間は希望のない生き物」ととらえているのかと言われると、そうではないと思っていて、私は辻村作品から「善人だろうが聖人だろうが、人間だれしも心に病みを抱えているように、どんな悪人だって善い部分があるにちがいない」みたいなメッセージを勝手に感じたりしています。

このエッセイ集は人間の少し疲れてしまった良心を回復させてくれる薬、みたいな感じなのかなと思っています。もともとは「小学生新聞」に連載していたものだから、メインターゲットは小学生だと思うんですけれども、大人にも響くところは絶対あると思う。まだ読んでないから知らんけど。

子供向けの本って、大人が読んでも気付きがあると思う。意外と深いものが多い。もう子供じゃないのに子供向けの本・文章を読んで胸を撃たれるのは、「完璧な子供時代」を過ごした人がいないからだと思う。人間みんなが大人にはなり切れていなくて、心のどこかに子どものまま成長せずに残っている部分があって、だから子供向けの文章(パズルのピース)がその穴に埋まったら感動するのかな、とか思ったりします。
私は特に、不完全な子供だった。子供時代に関しては思い出したくないことが多いのでこの本はハマりそうな予感がしている。

老舗書店「有隣堂」が作る企業YouTubeの世界/有隣堂YouTubeチーム

老舗書店「有隣堂」が作る企業YouTubeの世界/有隣堂YouTubeチーム/ホーム社/1500円+税(978-4-8342-5368-9)

【あらすじ】
神奈川の老舗書店有隣堂の公式YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」。登録者数20万人を超える人気チャンネルはどのようにして生まれたのか? 本書は、その裏側について制作チーム自らが語るビジネス書です。語り手は、制作チームのひとりであり、生配信など動画にも出演している渡邉郁氏。登録者数や再生回数が全く伸びなかったチャンネル開設当初の話から、チャンネルリニューアルの決断、失敗してしまった動画企画など、現在に至るまでの紆余曲折について余すところなく語っています。番組出演者のほか、MCのR.B.ブッコロー、ハヤシプロデューサー、松信社長のインタビューも掲載。「ゆうせか」ファンの方はもちろん、企業SNSを運営している広報担当者や、企画プランナー、オウンドメディアに関心のある方にも参考になる一冊です。(Amazonより)

ずっと買いたかった本。どうしても有隣堂で買いたくてずっと我慢していました。あのYouTubeの裏側、制作者の方々の思いが聞けるのは熱い。

有隣堂はぜひブッコローの写真集を作ってください。お願いします。

あんまりコメントすることがなくてすみません。上↑の辻村さんの本について書いた後に休憩したら急に言葉が出てこなくなりました。

有隣堂名物バイヤー岡崎弘子の愛すべき文房具の世界/岡崎弘子・有隣堂YouTubeチーム

有隣堂名物バイヤー岡崎弘子の愛すべき文房具の世界/岡崎弘子・有隣堂YouTubeチーム/扶桑社/1700円+税(978-4-594-09065-4)

上でも何度か書いたけれども、マジで文房具に詳しくない。ボールペンの書き心地の違いとか分からない。でも、文房具見るのは癒されて好きです。
文房具にまつわる思い出と言えば、高校生の頃に友達と文房具屋を見ていて、「文房具いいよねー」といったら「文房具の良さ分からんねんな。なにがいいん?マジで興味ない」と言われました。

文房具詳しくないといいつつ、シャーペンだけはこだわりがあります。MONOのシャーペンじゃないと書けないです。それ以外は使えないからだです。

ところでコンパスって文具屋は常に割引しているが本当に割り引いているのか?お得感を感じさせるために通常価格だけれども割引価格として表示してないか??

その他ブッコローグッズ

ブッコローグッズは、16cmのぬいぐるみとキーホルダーとしおりを買いました。こんな感じ↓

かわいいねブッコローくんちゅっちゅ

いやあああかわいい。うれしいですね。わたしのぬいぐるみの仲間入りおめでとう。ブッコロー以外にはGR8ESTベイビーとUFOキャッチャーで取ったおさるのジョージを持っています。
本棚に飾るのもいいよな。でも本棚もうパンパンなんだよな。どうしよう、詰んだか?

おわりに

よかったですね有隣堂。24年9月上旬に大阪にもできるらしいですが、そちらはブッコローグッズは展開しないそう。関西にお住まいの方でブッコローグッズお求めの方は有隣堂 神戸阪急店か有隣堂ヤフーショッピング店にいってみようっ!!!

【余談】記事を書くときに気を付けていること

ただただ自分の感想を書いてるだけじゃ読みにくいかな、強弱付けたほうがいいかなと思って一部太字にしてみました。でも、自分から「ここ、重要ポイントですよ!!」っていうの、恥ずかしいですね。特に辻村作品についての私の個人的な見解を書いているところでは、太字にしようと思った箇所がいくつかあったんですけれども、そんな大したこと言ってないから恥ずかしくてできなかった。なのでゆうせかとか有隣堂のおすすめポイントをメインに太字にしてみました。

あと、本の情報を書くときに気を付けていることは、「書店員目線で重要な情報を先に書く」です。どういうことかというと、お客様に「この本探してるんですけれどもー」と言われたときに言ってほしい情報順です。
タイトル→作者→出版社→値段→ISBNの順番で書いてます。

正直、本を探しているときはISBNを言ってくれたら一発で在庫検索できるんですけれども、記事で本を紹介するのに最初に13桁の数字の羅列を見せられたら「キンモぉっ!!」ってなるかなと思って、それは最後に書いてます。

ISBN以外でいえば、タイトルがわかればそれが一番情報を絞れる。タイトルがわからなくても作者や出版社がわかればそれなりに絞れる。値段に関してはたまに参考になる程度。お客様がタイトルの一部しか覚えていなくて、キーワードで検索した時に似たような本が出てきても「1200円くらいやったと思うねん」と言われたら何冊かに絞れることがたまにあります。
ちなみに一番困るのは「昨日テレビで紹介してた本ください」です。知らねえよ。

有隣堂からの帰り道、信号待ち、電車待ちの時に「みんな一か所に固まってるな…こっちで待った方が信号変わったときすぐ渡れるし電車も一番で乗れるのに何でそんな後ろにいるんだ?バカか?」と思っていたら、日陰にいるだけでした。汗垂らしながら待っていた私がバカです。すみませんでした。

また気が向いたら記事書きます。読んでくれた人いたらありがとう。

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