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2020年読んで良かった本ベスト5+α

今年もあと数日というところまでやってきたので、今年読んで印象に残っている本を紹介したいと思います。

コロナの影響で家にいることが増えたけれど、かといって読む量が特に増えたわけでもなく、人間には1年間に読む適切な量というのがなんとなく決まっているのかもしれないな、なんてことを感じます。

さて、1冊目。(ちなみに、本の紹介の順番には特に意味はありません)

2020年最初に読んだ本。障害、排除、介護など多岐にわたる問題が扱われているが、全編を通して読むと、「家族」というテーマを感じる一冊。

様々な社会課題があれど、それを全て身近に感じるのは難しいかもしれない。けれど、「家族」という観点から考えると、一気に身近になる。親と子の関係、自立とは何か、育児、介護などなど。

「ほんのちょっと当事者」という本書の問題意識にぴったり。とても正直で自分を偽らない文章がとても素敵でした。

続いて、2冊目。

この本を読むと、本の読み方がかなり変わると思う。この本については簡単にまとめた記事があるので、そちらをどうぞ。

3冊目。

今年はなんといってもコロナ流行でしょう。特に、政治的な意思決定が、国民の生活に多大な影響を与えていることを実感する1年でした。

本書は2020年1月~5月の政治的プロセスを丁寧に分析した本。特に、「耳を傾けすぎる政府」という指摘にハッとしたことを思い出します。

改めてこの1年を振り返るためにも必読の1冊。

さて、4冊目。

これも読み始めたら止まらず、一気に読んだ一冊です。

病気の影響で食事と排泄という営みが自然にできなくなったとき何を感じるのか、〈動物〉としての生理現象がいかに社会的であるかが、巧みな比喩を用いながら描かれています。

続いて、5冊目。

とても身近な「納豆」を深掘りしたら、大きな大きな世界が広がっていた!という驚きに満ち溢れた、一冊。旅行記でもあり、アジア文化論でもあり、日本論でもあり。著者の旅路を追体験できてワクワクした。

5冊紹介しようと思っていたら、まだあった笑

6冊目。

今年はいろいろと文学を読んだ。その中でも印象に残っている一冊。簡単な感想もまとめたので、よかったら。

あー、あともう1冊!笑

最後に7冊目。

たまたま入った本屋で気になって手に取り、こちらも一気読み。

子育ての大変さ、と同時に、親と子の関係、というか親の子に対する眼差しに心が揺さぶられた。

他にも面白い本はいろいろあったのだけど、特に印象に残っているのはこの7冊。

また来年もよい本に出合える1年になりますように。

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