夢を掴む/夢破れる瞬間を客席から眺めて
今日は胸焼けです。
酒を飲んだからでしょうか、
24時あたりにニンニクを大量摂取したからでしょうか。
答えは僕の食道に聞いてください、本能的にはクッソ吐きそうな一日。どうも、たかひでです。
昨日は代官山UNITにMETAL BATTLE in JAPANを
見に行きました。
ドイツでやる世界最大級のメタルフェス(ガチ)への
出場権を賭けて5組のバンドが火花を散らしていました。
出演バンドは順に
1. Frostvoid
2. SUGGESTIONS
3. PARAMENA
4. Desolate Sphere
5. kokeshi
各待ち時間20分くらいで出順は未発表
当日転換のタイミングで出てきてわかるスタイルでした。
見たらわかる様に3/5が1月末に対バンしたバンドで
胸熱展開でした。
にしても流石に13時スタートは早すぎるって。
眠いって。
あと代官山って街はオシャレすぎるな。
普段近寄らない地域すぎて「あっ。。。」になってしまった。
サラサラっと感じたことだけまずは書こうかなと。
まずトッパーでFrostvoid
こんな前に出てくるの驚きすぎる。
けどあのメンツの中だと審査員含め純メタラーには
1番刺さる音楽性かつ1番メタラーじゃなくても聴きやすいキャッチーなメロギターをしてるので個人的な優勝候補ではあった。
なぜ優勝候補なのか、それは昨年のファントム、その前のセイブルをみてスクリームはありながらもかなり正統派に近しいメタルが優勝を勝ち取ってるイメージがあったから。
最初から見にきてるお客さんは少なくともオーディションのバンドを楽しみにきてるorゲストバンドの最前待機のどっちかだったけど音を出した1発目で代官山を北欧に塗り替えてた。あの箱の中に北の風は確かに吹いていた。
広いステージに前に5人、まるででかいステージに出まくってるような王道パワーを感じさせるライブだった。
2番手SUGGESTIONS
見るのは初めてでVODとかFAとか若手の一個上あたりの世代のメタルコアとかちょっとアングラの中でもパワーもありつつもダークな世界観持ってる系だと感じてた。なかなかお目にかかるタイミングが合わなくて見るのを楽しみにしてたバンド。
実際に見て世界観というか狂気と言うか良い意味で狂ってると言うかキラキラと言うよりドロドロな狂気/殺気、例に出すなら先手で出てきたFrostvoidのいおりくんがヒロイックなのに対してヴィランチック。
そこらの輩と言うよりヴィランが一目置くヴィランみたいなそんな雰囲気を感じた。
いっそ深夜にちょっとやった状態でレイヴ的に観たいなと思ったアクト。
3番手PARAMENA
個人的にお馴染み友達/戦友/勝手にライバル/と思ってる6人組PARAMENA
音楽性についてはもはや何度もノートで言ってるから良いとしてローチューニングにおいての聴きやすさとパワーは段違いだったなと。
ゆーと君もどちらかと言えばヒロイックなVoだよね。キャラが各々強すぎるんだよなぁ。街中の人がバンドを組んでと言うよりバンドマンたる人がバンドやってるみたいな(語彙力)
そして代官山が新宿ANTIKNOCKになってしまった。
4番手Desolate Sphere
一番手のFrostvoidがヒロイックなメロデスなのに対してこちらはヴィランチックなメロデス。
イメージだとSUGGESTIONSの方が近いかもね。
決勝の舞台に立つのは2度目らしく今度こそはとの気迫をバシバシと感じさせ、一つ前PARAMENAのトリプルギターに対してギター1人にも関わらず引けを取らない音圧の嵐。
かなり脳天をバッコリ撃ち抜かれてしまいました。
5番手kokeshi
本当にお目にかかるタイミングがなかなか合わない
kokeshi
最近KNOSISやulma sound junctionと交流してるのを観て知ったバンド。
メタルチックでありながらも個人的にはハードコアスピリッツをビシビシ感じさせてクリーンのボーカルとの緩急やメロなどの節々に闇を押し出して和製ホラーゲーム(しかも日本舞台)の作中にいるかのような空気感を感じとりこれぞ世界観系バンド、モッシュとかそう言うのではなく思わず立ち尽くす、息を呑んでしまうライブに引き込まれた。
動画撮れるなら撮ろうと思ってたのにもはや動画を撮るのを忘れるレベル。
オーディションのバンドは5組です。
ゲストは割愛します。
結果はご存知の通りPARAMENAが勝ち
どう夏にドイツで行われるWacken open Airへの出場権を手にしました。
純粋にみんな友達だと思ってるのでどいつでも頑張ってほしい。
【追記】
表彰式が終わったあとPARAMENAのみんなと喜びを分かち合う中でしゅんくんと話した時にしゅんくんは泣いてないのに思わず俺がボロボロに泣きてしまった。
なんだかんだしゅんくんと初めて会って4年ほどになって彼が最初に入ったバンドがEULで初めてのサイクロンやアンチノックを一緒に経験して自主企画の辛さや思い通りにいかない時期を共にしてドラムが叩かない時期を経てサポートで復帰しPARAMENAに加入して環境が変わったEULもサポートで戻ってきてもらってなどなど、かなりきつい時期を共にして来てその色々を知っているので彼が大きい舞台に立っていくのを見て心の底から嬉しくなった。
継続は力なりとは良く言うがこの日の終わった後ほど
「続けてきて良かったな。頑張って良かったな。」って声をかけたことはないです。
その喜びも反面あくまで彼らは友人でありバンド的には部外者であることも感じ取り「嬉しいけど自分の話ではないんだな。」あくまでその周りにいる取り巻きの1人であるだけで代官山のステージには立ってないしドイツへ行くのも自分ではない。
なんなら今回METAL BATTLEへ立つ準備もできていないので挑戦権が自分には無い。
こんなに自分の中で陰陽の感情が渦巻いてるのも久々だった。
次は自分があの場所に立つ。
そう決意した夜だった。
長時間飛行機乗れるように体調治さないとな。
ともかく本当にPARAMENA優勝おめでとう。
ゆーと君、皇くん、フータ君、じま君、さやさん、しゅんくん。
6人だからこその勝利だと思うのでほんとにドイツでぶちかまして来て欲しい。
いったんアンチノックでバトりつつサイコロ振ろうね。、
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