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sodonder
松下村塾システマ説
松下村塾(しょうかそんじゅく)は、江戸時代末期(幕末)に、長州萩城下の松本村(現在の山口県萩市)に存在した私塾である。吉田松陰が同塾で指導した短い時期の塾生の中から、幕末より明治期の日本を主導した人材を多く輩出したことで知られる。wikipediaより抜粋
言わずと知れた松下村塾の説明である。久坂玄瑞、高杉晋作、吉田稔麿、伊藤博文、山県有朋といった維新志士、後の明治の元勲らを輩出した。
特に歴史ファンでなくとも知っているであろう、幕末のビッグネームだ。
松下村塾で吉田松陰の薫陶を受けた者たちが江戸幕府を倒し、明治維新を成し遂げる中心的な存在となった。
先日、西宮ワークショップを終える時に不意に、松下村塾のことが思い浮かんだ。
僕が思い描くシステマのあり方とは、松下村塾に似ている。
もし塾生たちが松下村塾内での順位争いに終始していたらどうだろう。あるいは松下村塾があまりに居心地が良くて、その中に落ち着いてしまっていたら。松下村塾とは塾生たちが外の世界に打って出たからこそ、歴史にその名を刻んだ。
システマ、あるいはシステマコミュニティとはそういうものなのではないかと。
システマのトレーニングで力を蓄え、外の世界にうって出る。そして世界を変える原動力となる。
たぶん、それができる。その実感があるから、僕はいつも飽きずにシステマをやっていられるのだと思うし、より多くの人に伝えたいと思う。それが世の中を明るくすると思うし、エキサイティングで楽しいし。
だとしたら、ミカエルが吉田松陰か。
吉田松陰がどんなことを言っていたのか今更ながら興味が湧いてきた。吉田松陰著作集をポチっとな。
飛耳長目、草莽崛起。
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