スキゾイドなのか - 4.きっかけは何だったのか
きっかけとして考えられる出来事を思い起こしてみる。
1. 一人で寝かされていたこと
最も古い記憶に近い、3歳頃のこと。
父は残業という名目で帰りが遅いことが多かった。
そもそも帰ってきていたのかも分からない。
夜寝ているところを起こされるようなことはなかったし、朝起きて顔を合わせることもなかったと思う。
帰りが早い日には、私は一人別の部屋で寝かされていた。
どちらの意思が強いのかは分からないが、若い両親には二人の時間が必要だったのかもしれない。
間取りはたしか1Kで、キッチン側に布団を敷かれた。
寝付くまでの間はいつも、真っ暗な部屋がとても怖かった。
2. 口数が減るきっかけとなった出来事
小学校に入学する前後頃のことだったと思う。
当時の私は報告したがりな子供だった。
その日の出来事などを母に話す時、反応がもらえるまで同じ内容を繰り返し話していた。
(煩い子供だったと自分でも思う)
あるとき母が「(この子は)返事するまで、ずーっと同じこと言ってるんだから(呆」と祖母に言った。
煩かったのだなと理解し、それ以降私は口数が少なくなった。
一般的にどう思われるか分からないが、これは私が悪いと思っている。
どちらがきっかけなのか
仮に、どちらの出来事がスキゾイドになる(特徴が表面化した)きっかけとなったのか考える。
最初は2ではないかと思ったが、その後1を思い出して可能性が高いように感じた。
小学生になって以降、自ら絡んでいくことはないが、誰とでも話すことはできた。
特に親しい友人はおらず、友達の家に遊びに行くようなことはまず無かった。
小学生時代の通知表に、特に中の良い級友を(親が)記入する欄があった。
母も状況は把握していて、少し迷いつつ、その時々席が近くて比較的よく話す子を書いていた記憶がある。
見方によっては、人付き合いは問題なくできるが親密になることは難しいスキゾイドの一面にも見える。
そうだったのであれば、やはり上記のどちらかの出来事がきっかけとなった可能性は高いのかなと思う。
両方の可能性もあるのかもしれない。
1で発現していたものが2をきっかけとして強化された。とも考えられるのかなと思う。
wikiの原因欄に書かれている内容を見ても、家庭環境が要因と考えられる場合には、アダルトチルドレンとの切り分けは難しいのかもしれない。
※いじめが原因の場合もあるとのことで、絶対とは言い切れない。
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