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魅惑の飲み物、スポンサードリンク
全ての可能性を捨てきれない。例えば、浮気は絶対にしたくないけど結果的にそうなってしまう可能性とか、書類を処分するか迷った時にコピーは取ってあってサーバーにも保存してあるけどどちらもなくなる可能性とか。責任の伴う判断が苦手だ。まあ、リスク管理◎て捉えてるんだけどね。
中学生当時、我が家にはネット環境がなく、従兄弟の家に遊びに行ってはハンゲーム(ボウリングのパンダボールめちゃ曲がるよね)をしたりエロサイトを漁ったりした。そういうサイトには「スポンサードリンク」ていう文字がよく表記してあって、意味がわからず足りない頭で色々考えたんだよね。
「コカコーラがスポンサーなのかな」
「でもエロサイトにある意味がわからないな」
「じゃあ何かめっちゃエロくなる飲み物なのかな」
「夢あるな」
「夢しかないな」
23歳の私から13歳の私へ。
今日、初めて「スポンサードリンク」という言葉の意味を理解しました。残念ながらあなたが思っているような効果はありません。ごめんな、夢を壊すようなことを言って。ごめんな、まだ頭が足りていなくて。
人は愚かだ。保身のために簡単に人を傷つけるし、嫌いな食べ物は残す。スポンサードリンクを飲みながらいつか見ることがあるかもしれないと、二度と訪れることのないエロサイトのサブスクの解除もしない。