見出し画像

2023/10/8 【ツールド新潟①】上越妙高駅発着コース 90km


現況

現況と目標 (カッコ内は開始時、太字は目標数値)
 体  重:77.0㎏(83.90㎏) 71.3㎏
 体脂肪率:21.7%(24.09%) 18.2%
 脂肪重量:16.71㎏(20.21㎏) 13.0㎏
今月の目標数値と達成状況
 ▢1 430㎞の走行距離 
    →168.88km
 ▢2 脂肪重量:15.39kg (月初め16.76㎏)
    →16.71kk

上越遠征2日目

前日に引き続き、上越コース2本目。
今回の上越妙高駅発着コースは山岳あり、平坦ありの偉大なるルート。

前半は山岳ルートで、100~200mほどの標高の峠を6つこなし、最後に待ち受けるのが標高300mほど、平均勾配7.8%、最高勾配18.8%の山である。
後半はひたすら平坦な久比岐自転車道をひた走り、関川沿いを遡上してゴールとなる。

前半

上越妙高駅

スタートはJR上越妙高駅。
私は後泊に駅前のアパホテルを予約しており、駐車場も24時間清算だったのでそこを発着点としていた。大浴場もあり、洗濯機もあり、とてもおススメ。

スタートから8㎞ほど平坦を走ったら、山岳エリアに突入する。

頻出するクマ注意の看板

上越にはたびたび仕事で行くことがあるが、高田~糸魚川を結ぶ山岳ルートがあることを今回初めて知った。こんな道あったのかと驚いたのが正直なところ。
上越は国道8号が東西に走っており近隣の大動脈となっているが、それと並走する形で山岳に道があったとは。
山間集落や農地をぐるっと迂回させることなく繋げる、言うのは簡単だが現実化するためには先人の知恵と努力が多大に注ぎ込まれているのだろう。
こうやって普段気づけない土地の文化や自然を再発見できるのはロードバイクの醍醐味。ありがたや。

入山口には「クマ出没注意」の看板が掲げられていた。
「注意せよ」と言われても、実際どうすればいいのかなんともわからんが、ツキノワグマなら何とかなると思っている私は楽天家なのだろうか。

序盤の登りはイージーではないが、激坂が出てくるわけではなく、ゆっくりマイペースに登れば大丈夫だった。時折車が来るが、交通量は少ない。
下りは少し路面が悪いのと、ガードレールがなくミスったら崖から転落確定なので慎重に。

途中の中ノ俣集落にて

峠をいくつか越えると、中ノ俣山間集落につく。
この「ザ・日本の風景」的な雰囲気が最高。
その後もう少し登って、最初のCPであるくわどり湯ったり村へ。

ひらがなだとわからなかったが、漢字では「桑取」。確かに山のあちこちに栗の木があり、道路にも栗が落ちていた。イガイガを踏んでしまわないように注意して走行。
斜面に黒い影が出現して、クマ来たか!と思ったら栗拾いしていたおばあさんだったりする。

最初のCP くわどり湯ったり村

ここまで山を23kmほど走るが、補給するところはほぼなかった。
普段500mlのボトルを使うが、この日は1000mlボトルを用意しており(いつものボトルを自宅に忘れたので途中で買った)、それが功を奏した。10月でも500mlでは全然足りなかったので、もっと暑い時期走る人は注意が必要だ。

補給食?も売っている自販機

それを見越してかわからないが、CP1の自販機には飲み物に加えて軽食も売っていた。これは珍しい自販機ということで記念撮影。

持参した千疋屋のフィナンシェ

私は家にあった千疋屋のフルーツフィナンシェを携帯していたのでここで補給。これは美味しかった。

美しい名立の山間風景

ここからもう少し山岳が続く。
コース最大の登りもここから登場。
車両通行止めの警告があるがそのまま登る。

登りきった先に糸魚川市の看板

何とか平均勾配7.8%、3.7㎞を登り切ると糸魚川市の看板が出てくる。看板とその先の下りが目に入るとやっと終わりか〜と安心した。

土砂崩れ通行止め

さらに進むと、土砂崩れが発生しており通行不可能になっていた。これは車両通行止めだ。

土砂を登って歩いた形跡がある

写真で見ると伝わりづらいが、人の背丈以上に土砂が堆積している。
誰か歩いた形跡があるが、先が見通せないのでどれだけ泥道が続くか不明なのと、SPD-SLに不具合生じるのが怖くて自転車を担いで登るのは億劫であった。(この後下りが待っている)

横に抜け道発見

いい案はないかと作戦を考えていると、ワイヤーロープの外側に抜け道を発見。さらには土砂の先が見通せた。軽トラが止まっているところまで10mくらいか。ただ右手は崖になっている。
土砂の山を10m歩くか、滑落のリスクがあるワイヤーロープの外側を回るか、熟慮の上後者を選択。
落ちないように慎重に自転車を押してクリア!

反対側から 崩れている現場がよくわかる

渡りきった先から振り返ると見事に土砂崩れ。自然は偉大なり。

棚田と山

山の名前はわからなかった(多分焼山かな)が、グレートネイチャーを満喫できた。山頂には積雪が見られる。美しい。

ここから下りが始まるが、一部分枝があるのでルートミスに注意が必要。また途中が生活道路になっているので対向車にも気を使う必要がある。
大体下ったところに次のCP佐藤菓子舗があり、ここで前半終了。

第2CP佐藤菓子舗

後半

後半最初は下り基調の平坦。気持ち良く進める。

7キロほど進んで、久比岐自転車道に進入。
すぐに第3CPの道の駅マリンドーム能生に到着する。
ここにはコンビニもあるので少し長めに休憩。 

第3CP 道の駅マリンドーム能生

ここはいつも混んでいるが、この日は三連休の中日ということもあり駐車場に入りきれないほどの混雑であった。
肌寒かった上、空腹感もあったのでソバでも食べようかと思ったが、混んでいたので断念。
代わりにコンビニで軽食&コーヒーの補給とした。

プロテインバー
栗あんどら焼きときんつば

セブンの栗あんどら焼きが絶品だった。あんこにゴロゴロした栗が入っているものをイメージしていたが、実際は栗を裏漉しして名前の通り「栗餡」が入ったどら焼きであった。
きんつばはここでは食べずに携行食としてポケットに忍ばせてリスタート。

SLが通っていたトンネルをいくつか通過する

久比岐自転車道も平坦が続く。
このサイクリングロードは旧国鉄北陸本線の線路跡地を利用し、国道8号に並行している。
SLが走っていたトンネルがほぼそのまま残っており、ものすごくロマンチックな道である。

今年の6月にも走ったことがあり、その時は晴天。
今回はあいにくの曇天であった。この道は晴天の方が間違いなく楽しめる。

日本海の荒波

曇天の日本海はさすがにさみしい。
新潟県民の私がそう感じるので、県外サイクリストにとってはなおさらだろう。
万が一、曇天時に来県して久比岐自転車道にイマイチな印象を持たれた方、ぜひ晴れた日に再訪していただき魅力を味わってほしい。

この日はあいにくの向風であったが、そのまま平坦を進み第4CP道の駅うみてらす名立第5CPうみねこテラスを経由して、直江津の街へ。

上越を流れる関川

上越のメイン河川、関川沿いの堤防を遡上。15㎞ほど走ってゴール!
起伏に富んだ素晴らしいコースであった。

ツールドの計測は一時停止はせずにスタートしたらノンストップ。あえてグロスで出している。
走行時間はちょうど5時間ほど。

これで6コース中3コース完走。特産品の抽選権を獲得した。
あと半分、頑張って「にいがたマイスター」認定を目指したいところである。

走行記録と身体記録


この取り組み期間中の気づき

ダイエット編
①継続が最優先!
②思考はアジャイルに!(トライ&エラーと調整を繰り返して、自分に合った手法を随時見出し続けていく) 2023/9/30

いいなと思ったら応援しよう!