【ニーズを生み出す】


Wantsって○○が欲しい
Needsは○○が手に入った時にどうなっていたいか(なりたい自分)。
例えば「BMWが欲しい」の先にはBMWに乗っている自分の姿を想像するんですよね。単純に移動手段ではないですね。
ファミリーカーが欲しいとなるとそれは家族でお出掛けする時間をイメージしている。
「水が欲しい」は喉の渇きを癒すため。
お客様がカフェに来るのはご飯を食べるため?コーヒーを飲むため?きっと、友人や彼氏、彼女との時間をより楽しく過ごすため。
Wantsに目を向けて考えて行動するよりNeedsに目を向けて動いたほうがお客様の心には響くわけです。
BMWを売るより乗っている姿をイメージさせる
水を売るより渇きを癒すあの幸せをイメージさせる
という感じ?

お客様のWantsとNeedsを結びつけてみましょう。で終わるわけがありません。

さらに、①自分のWとN(もう略します)とお客様のWとNを結びつけてみてはいかがでしょうか?

自分がなりたい(作りたい)お店のイメージやメニューとお客様の欲しいものとその目的を結びつけることで、新たな物が生まれます。
お客様のWとNはこちら側から変えることはできませんが、こちら側のWとNを変換することはできますね。
単純にターゲットが違う。で終わらせてしまっても構いません。
でもホラー映画を観たい人とアクション映画が観たい人両方にたくさんの需要があるのであればホラーアクションていうジャンルがあっても良くないですか?そうすることで、ホラー派だった方もアクションに触れて好きになったり、その逆もまた然り。
ホラーアクションて何?って新たに興味を持つ人が出てくるかもしれませんし。

まず、
自分が作りたいカフェのイメージ、強み、他店との違いを改めて書き出し(自分のWとNですね)、お客様のWとNを仮定で書き出し、結びつけるとどういったものが生まれるか(あくまでもお客様のWとNに寄せるのでは無く)

そしてこれは他店との差別化にすっごく効果的だと思うんですけど、
②自分のカフェでお客様のどういった新しいNを生み出せるか

つい先日、講演会があったので知らなかったなるほどな話がありました。ある保育園ではWebカメラを園内に設置し、保護者さんがいつでも園内(自分の子供)を観れるようになっているそうです。まさに「潜在的には持っていた欲しい安心感」を生み出してますね。無いのが当たり前だった中で、ここまでする保育園があると、欲する安心感のレベルは上がりますし、他の保育園との差別化にもなります。
その保育園のコンセプト、使命が「世の中のお母さんのために」だそうです。
うまく変換して②を作り出しています。
うちにあるものはあなたにとって必要なものでしょ?という売り方です。
ファミリーカーだったら、「家族での移動を楽しく」だけじゃなく、
「家族の命を守る車」のように安全面、サポート面をもっと売りにするとより売れるかもしれないですよね?

課題発見力っていうマーケティングで必要なものです。
ちょっと難易度が高く感じるかもですが、そこまでする?他ではやっていないからこそ自分はする。くらいのほうがいいかもしれませんね。
デメリットが大きいからやらないのであればそこがチャンスでもあるわけですね。

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