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声をかけられやすくて、なんかごめんなさい
街で声をかけられる事がよくある。
両親も兄弟もそうなので、そういう家なのかもしれない。優しそうに見えてる?チョロそうに見えてる?
この言い回しからも伝わっているだろうか、嬉しい人(道を聞きたい人、世間話がしたい人、何かを分けてくれる人)から声をかけられる事も多ければ、嬉しくない人(宗教勧誘の人、マンション購入営業の人、ただ声をかけたいだけの人)から声をかけられる事も多い。
実際、東京に居た時に「5分だけアンケートに協力してください」と言われて事務所に連れて行かれ、好きな雑誌等を答えた後に聞いたことのない脱毛サロン予約券をもらったり(もちろん行ってない)、「お姉さん僕と付き合ってください!」といきなり知らん人に告白されたりしていた(もちろん応じてない)。
いま振り返ると怖すぎる。そのまま東京の闇に消えなくて本当に良かった。
そんな私なので、ひとりで街を歩いている時に声をかけられると警戒してしまう。
今日路面バスを待っていた時のこと。
おじさんが原付をわざわざ停めてこちらへ歩いてきた。原付に乗る人が路面バスに用事なんて、ないはず。ちょっと警戒。
「お姉さん、定期で乗るんですか?」
話しかけられてしまった!
「地元の人間じゃないので分からないです」
と私。既に会話のキャッチボールが出来てない。
なんとおじさん、今日の日付の1日乗車券を貰ったけど使い道が無いので私に譲ってくれるとのこと。
純度100%の嬉しい人だった。
おじさんは原付に乗って颯爽と去って行った。
変な応対してごめんなさい、疑ってごめんなさい。
ありがたく使わせて頂きました。すごく心が温かくなった。
街で見知らぬ人に声をかけられるのって難しい…