仕事が楽しいから真剣にするのではなく、真剣に仕事をするから楽しくなる
楽しい仕事に就きたい!と願っている人、多くいるのではないでしょうか。
そして、職場は楽しく!楽しく過ごしたいと思う人も少なからずいると思います。
私自身、「仕事が楽しいですか?」と聞かれると、「はい」と答えますが、
「楽しい仕事に就くためにどうすればよいか」と聞かれると、以下のように答えるようにしています。
仕事自体は、楽しいか楽しくないかはなかなかわかりづらい側面があります。その上、たいていの仕事は、最初はあまり楽しさがわからないものです。
しかし、その仕事にのめりこむようになると、その仕事の楽しさが初めてわかります。
仕事を真剣にすると、楽しさがわかるので、真剣にやってみてくださいと答えています。
私はいままでご縁があった仕事は好きでした。
今やっていることも好きです。
そこで、「この仕事好きだと」思う瞬間をを考えると、真っ先に頭の中に浮かぶのは、「真剣に仕事に打ち込めている時」なんです。
仕事の内容が何であろうが、真剣に仕事をすると多くの場合、楽しさを見出せると思います。
私にとっての「楽しい」は
ワイワイガヤガヤしているときでもなく、
笑いあっているときでもなく、
1人で作業をしている時であろうが、チームで動いているときであろうが、お客様と一緒にプロジェクトをしているときだろうが、どのような場面でも、
真剣に仕事をしているときなんです。
真剣に仕事をしているから、その仕事が楽しくなるのであって、
仕事が楽しいから真剣に仕事ができるのではない、と思います。
そんなことを稲盛和夫さんの書籍のいくつかを読み返して感じました。
仕事はほどほどにして余暇を楽しむ考え方もあるし、それは否定しません。
一方で「どんな仕事も真剣にする」ということも、とてもカッコいいことだと思いますし、自身を成長させてくれる絶好の機会だと思います。