おてつたび体験記 宮川洋蘭(熊本県 宇城市)
今回の投稿では「おてつたび」10件目となる、熊本県宇城市にある「宮川洋蘭」さんでの体験についてお話したいと思います。訪れた期間が2023.05.02~05.14の約2週間、滞在していました。この期間が「母の日」と重なり、胡蝶蘭を取り扱う宮川洋蘭さんでは超最盛期でした!その様子もお楽しみください。
・熊本県宇城市三角町 戸馳島に到着
9件目の受入先だった愛媛県の大三島から1泊2日で熊本県の「三角」にやってきました。過去に一人旅で三角に訪れたことはあるのですが、当時は何も観光地の情報を知らずに「どんなとこなんだろう?」という興味本位だけて訪れました。そのため、しっかりとした観光をできておらず、今回のおてつたびを機に三角に再訪しました!
・一面に広がる胡蝶蘭と「ハウスのイチゴ自由に食べていいよ~(笑)」
受入先である「宮川洋蘭」さんに到着しました。少しハウスの中を見学すると見たこともないような光景があり、一面に胡蝶蘭が広がっていました。結果的に最終日にわかることなのですが、ここでのミッションは、これらの胡蝶蘭をすべて母の日までに出荷しなければならないというものでした。この時はまだ、どれほど大変になるか予想もつきません。すると受入先の方が「隣のいちごハウスでいちご狩りの募集が終わったから、ここにあるいちご自由に食べていいよー」と言ってくださり、到着して初日にいちご狩りをしていました。期間が終わってもおいしいいちごが残っており、とんだサプライズでした!
・初めて胡蝶蘭に触れる
おてつたび1日目になりました。
この日は「紫式部」という名前の胡蝶蘭をガラス瓶に詰めた商品を作っていました。私はこれまでに胡蝶蘭を見たこと、聞いたことはあったものの、実際に購入したり、商品を作ったことまではないので初めての経験でした。ただ、唯一知っていた事前知識は
「胡蝶蘭=高価である」
ということだけです。そのためとても慎重に作業をすすめておりました。この日完成した商品は約70個。全部で300個作らなければならないため、気が遠くなりそうです、、、。体験ツアーなどでは感じれない体験さを経験するのもおてつたびの楽しさです。
また、次の日には少しペースアップをして約150個完成して、3日目で目標の300個はクリアしました!
・約12,000鉢のラッピング
おてつたび1週間が経ちました。
いよいよ、母の日に向けての全国出荷が近づき、この日は「デンドロビューム」という品種の胡蝶蘭を鉢に詰めてラッピングをしました。合計で約12,000鉢を3~4人で作っていきます。前回とは桁も違います、、、。
とにかく集中力が重要で、己との勝負という感じでとても大変でした!!
ふとハウスに社長が訪れて来られて、私が作業している写真を撮ってくださり、とてもいい一枚になりました!
・おてつびと同士の交流
今回の受入先では同じおてつびとが私含めて17人もいました!
うち8名が男性で、男性寮と女性寮に分かれて生活していました。共有スペースではいつも笑いが絶えないほど楽しい毎日で、朝から力を入れて自炊する人もいて、毎朝食卓にはとても良い香りが広がっていました。
時に社長がファミコンを持って寮に訪れることもあって、ファミコン大会が開かれることもありました!昼休憩の時もピクニック感覚で、外で囲んでお弁当を食べる日もありました。
・本格化する超最盛期!
母の日を迎える週になりました!おてつたび後半はラッピングと同時に梱包と出荷も始まっていきます。一日で約2,000~4,000の出荷件数があり、多い時で6,000~7,000件に至る日もあります!やはり母の日というものがかなり大切で、一日でも遅れてしまうととても影響してしまいます。そのため毎日が祭りのように忙しく、別の作業スペースではパートナーと独自の掛け声を生み出して、超効率的に進めているところもありました。また、残業もお願いされることもあり、みんなでこの忙しさを乗り越えました!
残業が終わると、社長さんをはじめとするご親族の方々がたくさんの差し入れを持ってきてくださり、おいしいカレーやちらし寿司などをみんなで囲んでいただきました!
その中で、私と社長とで、この「おてつたび」について私が体験談を話したり、社長がおてつたびの思うことを語って下さったり、熱い対談となるとても良い時間が過ごせました。
・テレビ取材とおてつたび事務局 園田さんと再合流!
今回の宮川洋蘭さんでのおてつたびでは、テレビ朝日の「スーパーJチャンネル」の取材も入っていました。そこに同伴でおてつたび事務局の広報ご担当の園田さんもはるばる熊本まで来てくださいました!園田さんと私は別の受入先で何度か面識があり、以前は山形県西川町でお会いしたのですが、そこから園田さんは北海道の積丹半島へ、私は南下して愛媛県へ向かったのですが、数か月振りに熊本で合流しました。「お疲れさまです~笑」と声をかけて、おてつたびに関するあれやこれやを存分お話ししました!
・休日に天草市牛深町で初めましての方にコーチと呼ばれる⁉
おてつたびの休日での出来事です。
私は宮川洋蘭に同じ日程で参加した方と一緒に天草市にある牛深町に行ってきました。そこで初めて訪れるお店にランチを食べに行きました。するとお店の方から
「コーチくんだよね?」
なんと私のあだ名を知っていました!どういうことでしょうか?
この日に訪れた場所は牛深町にある「牛深じもと食堂」というお店に行ってきました。このお店は「株式会社CASE」が町の空き家をリノベーションをして1Fはランチをいただける「じもと食堂」に、2Fは会議などができるコワーキングスペースとなっています。私はこの株式会社CASEさんと山形県西川町でおてつたびを通して関わったことがあります。そのため西川町で親睦を深めた方々が、私が牛深じもと食堂に訪れることを、事前にお店の方に連絡していたそうです!(笑) そのため、お店に入るや否や私のあだ名を呼んでいただいたということです。一瞬、初めて訪れる「牛深町」で知らない間に私が有名になっているのかと勘違いしました。
もし良ければ株式会社CASEの方が牛深町での様子もnoteにまとめていらっしゃるので、こちらもご覧ください!
このおてつたびを通して、別の受入先での出来事が違う場所で、このようなサプライズに繋がるとは思いもしませんでした!
・最後の休日は人生初めての「猫カフェ」へ
三角の戸馳島に猫カフェがあるとは思いませんでした。よく猫の島や野良猫とよく戯れているのですが、猫カフェに訪れるのは人生初めてです!
宮川洋蘭では超最盛期でかなり疲れていたのですが、とても癒されました。
お店の方と話していると、宮川洋蘭で「おてつたび」を利用していることを知っているそうで、でも実際にどんな様子なのか疑問を抱いているようなので、私のおてつたびの体験談をお話をして盛り上がりました!
もし、おてつたびで宮川洋蘭に訪れる際は、「猫カフェKAJU」へ!!
【猫カフェKAJU Instagram↓↓↓】
https://www.instagram.com/nekocafe_kaju/
・最後に
宮川洋蘭さんはとても素晴らしいおてつたび先でした!
母の日に向けて忙しく大変でしたが、受入先の方々がとても優しい方ばかりでした。私はよく先代会長夫人にご指名を受けて一緒に作業をしていました。実際に「ほんとに几帳面で謙虚でいい子だね~」と言って下さり嬉しかったです!また、最終の移動日に私は、朝の早い出発でしたが駅まで送迎していただき、さらには朝早いこともあって朝ごはんも作って下さり「また来てねー」とお見送りしていただきました!最初は何があるのかわからない「三角」というところでしたが、こんなにも思い出に残る「三角」になりました。
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ご精読ありがとうございました。
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サムネイル:宮川洋蘭の胡蝶蘭