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攻めのレシーブの目的
『セカンドレシーブは攻めろ!!』
前衛はよく言われているようですが
ただサイドへ速いボールを打って前へ詰めるだけの前衛が多いですよね
ひどい時には無策に前へ突っ込んで
チャンスボールを後衛に任せてしまう人もいます。
なので今回のソフテニ図書は
『前衛がレシーブで攻める目的』
について話していきます。
ここへ打つのは何のため??
2ポイント目でかつ、セカンドレシーブで
『赤の斜線』に向かって打つことが多いですが
何のためにあなたは打っていますか?
![](https://assets.st-note.com/img/1662535622701-EQf4F6emLS.png?width=1200)
・ただバックを打たせるため?
・バックのミスを誘うため?
・相手の余裕を奪うため?
何を目的に打っていますでしょうか
もし、バックを打たせてミスを誘うことが目的で
打っているとしたら効果的な攻めとはなっていません。
その理由は簡単で
相手がバックハンドが苦手ではない。ことを
想定に入れていないからです。
そのため、よくありがちなポジション取りとして
せっかく『赤の斜線』へレシーブしたのに
前へ詰めたら
ショートクロスへ来るボールを張っている前衛がいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1662535707247-BfCaMASToi.png?width=1200)
もしあなたが後衛だとして
バック側へ速いレシーブが来たらどこへ返球しますか?
ほとんどの選手が
後衛前へ返球しようと考えるはずです。
理由は簡単で『前衛に触られたくない』から。
そう考えてみると
先ほどの『赤の斜線』へ打つことよりも
『A~C』のどちらかへ返球することが増えていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1662536213162-lHF8tSbNxb.png?width=1200)
つまり、ショートクロスは想定していない選手が大半。
ということになります。
そうなると
考えるべきコースは『C・D』ですが
前衛のポジションどりの基本としてある
相手の打点とセンターマークを挟む場所に
立ってみると『C・D』は
・ローボレー
・フォアボレー
で処理しやすいコースなることが分かります
するとペアの後衛は
『A・B』に来るボールの準備をすればいいので
次打つボールを全て
フォアハンドで攻めるボールが打てる状態が作れます
つまり、このレシーブの目的は・・・
前衛と後衛のどちらでも
フォアで攻めるための『布石』を打つためのものです。
特にストロークの特性として
バックハンドは振り遅れたら『流れる』特性があるので
今回の場合で言うと
ペアの後衛のフォア側に流れやすいと言うことになります。
そしてこのパターンで点を取ると
相手後衛は返球するべきコースが狭まるため
サーバーが有利という状態が弱まり
結果的にゲームの主導権はレシーバーに移ることになります。
(詳しくは↓の記事で)
レシーブで優勢な状態を確保し
・相手前衛を強制的にフォローへ動かし
・ペアの後衛はフォアで徹底的に打ち込む状態
・自身はフォアボレーで点を取りにいくポジション取り
この3つを一気に作るための戦略として
レシーブを使い分けてみてください。
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by ソフテニ図書館オーナー,sho