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ナポレオン言行録



15歳の時から30年以上読んでいる。


・私は二年後をおもんばかってしか、かつて生きたことがない。

・戦争においては、天才とは事実の中で思索することである。

・時としてはよい作戦計画も偶然の事情によって失敗し、時としては悪い作戦計画も運命の気まぐれによって成功する。

・戦争においては、一つの大きな失敗があると、常に誰かが大きな罪ありとされる。

・百に六十の成功のチャンスをかぞえることができない限り、戦闘を交えるべきではない。

・指揮の統一は戦争において最も重要なものである。

・軍司令官たる者は勝利した軍隊であろうと敗北した軍隊であろうと決してこれを休息させてはならない。

・最悪の策とは、戦争においては、ほとんど常に最も臆病な策である。

・戦闘の翌日に備えて新鮮な部隊を取っておく将軍はほとんど常に敗れる。

・わずかな例外は別として、数の優勢な方の部隊にこそ勝利は保証されている。

・君の軍隊が敵の軍隊よりも数において少ないならば、敵にその兵力を集める暇を与えず、移動中の敵を襲撃するがよい。

・最大の危険は勝利の瞬間にある。

・愚人は過去を、賢人は現在を、狂人は未来を語る。

・約束を守る最上の手段は決して約束をしないことである。

・大きな仕事においては、人は常にいくらか偶然を考慮に入れることを余儀なくさせられる。

この本を読まなければ、別の考え方をして、何か別の事を目指していたのだろう。

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