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黒き太陽

私は夜行する黒き太陽

闇は私をとらえない
私が闇をとらえる

恐怖は私をとらえない
私が恐怖をとらえる

じんまりと動かず闇に佇む
内面に光の粒子を凝縮しつつ
じっと瞑目する

若き幼き太陽である私はまだ、光を発してはいない。


しかし、私には見える
内面から湧きあがるわずかながらの光の泉が


やがて我が全身を照らし、闇を照らすであろう光の泉が
わたしには見える

闇の王よ、待っていろ
私が闇を照らすのを
もうお前が私を脅かすことはない

私は輝く
闇を照らすために
それはそう遠い未来のことではないだろう

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