【塗る活】普通のキン消したち《PART.2③》
小出しにしつつ「キン消し PART.2」の【塗る活】報告。
<👇前回の記事はこちら>
026「ミスターカーメン」
なかなかてこずりました💦 最近は塗装の前に、レジンリムーバーに漬けて離型剤などを抜くプロセスを入れているのですが(以前は煮てました)、そのおかげでフィギュアが縮むんです。さらに小さくなったものを塗るので難易度が上がります。今回はマスク部分の縞々が最大の難所でした。
カラーリングはアニメ版をもとにしていますが、額のコブラや胸のエメラルド?装飾などがオミットされているので、メリハリに欠ける仕上がりになってしまいますね。額のコブラはそれっぽく適当に2Dで描いています。
027「カレクック」
密かに好きな超人「カレクック」。初期超人の中でも高インパクトなキャラクターです。頭の上のカレーによってパワーを得ているので、牛丼にすり替えられるとパワーダウンしたりします。
以前デカケシ(写真参照)で塗っていますが、今回改めて塗るために資料画像を見ていて気付きましたが、ちゃんとカレールーの位置も向かって左側と決まってるんですよね。写真では伝わりにくいですが、肌の色も3段階のグラデーションにするなど、それなりに手がかかっています。
普段は素体のまま塗っているんですが、このカレクックはバリがけっこう激しく塗ってる最中に邪魔になって仕方がなかったので、やむなく手のひらの周囲など、一部を削って塗ることになりました。
デカケシのほうはカレーもデカいし、コスチュームもインドアピールががっつり入っております。なんか手をつないだ親子みたいですね。
028「ベンキマン」
カレーの次にうんこ、というのは小学生低学年男子が大喜びしそうな並びですが、これは意図的なものを感じますね・・・(笑) 今回【塗る活】した5人の超人の中で、とくに好きなわけではないけれど、一番仕上がり満足度が高いのがこのベンキマンだったりします(笑)
彼も漫画版、アニメ版など、実に多彩なカラーバリエーションがあるのですが、漫画版のものをベースに独自解釈で着色しました。タイル部分はシタデルカラーの<GRYPH-CHARGER GREY>をベースに水色寄りに、顔や手足の部分は<GEHENNA'S GOLD>からの<AURIC ARMOUR GOLD>で金属感を強調してみました。実物は鈍くピカピカしてていい感じです。
うんこは、まあそれなりに。
029「ザ・ニンジャ」
悪魔六騎士の一人「ザ・ニンジャ」です。アニメ版をベースに、明るめのブルーで塗ってみました。基本的にはデカケシと塗り方を変えていないのですが、漫画版ではほとんど見せることのない両目の瞳を入れてみたところ、口の形のせいもあるのか、ハットリくんみたいになってしまいました💦
030「カナディアンマン」
その名の通りカナダ出身の超人で、野球場をまるまる持ち上げてしまうくらいの超絶パワーの持ち主「カナディアンマン」。スピンオフ作品『THE超人様』の主人公の一人にも抜擢されている、わりと優遇されている超人でもあります。デカケシに続いての【塗る活】になりました。
まあ特筆すべきことはあまりないのですが、デカケシよりも原作版の雰囲気に近くなっていますが、腕の部分に色分け線が無いのがちょっと残念(今回は塗分けしていますが)。相棒のスペシャルマンを塗るときがきたら、2ショットで撮影してみたいと思います。
デカケシ版は何度見ても変な顔だな~・・・。両方とも胸のメイプルマークの造形がそれっぽくなくてカナダ感が20%くらいダウンしてます。
【次作予告】
031「ジェシー・メイビア」ほか
次回もできれば5体セットで紹介したいと思うので、頑張って【塗る活】っていきます。メイビアのほかは「ブラックシャドー」「ステカセキング」「タイルマン」「ティーパックマン」を完成させる予定です。
<SPECIAL THANKS>今回の記事も、キン消しコレクションの頼れる味方『塩ビ精肉店』さんの情報を参考にさせていただいています。店主様、いつも密かにお世話になっています!