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#18 甲児くんのダブルスペイザー
いよいよ地球製スペイザーの第1号、ダブルスペイザーが華々しく登場します。TFOをはるかに上回るスペックのサポートメカを得て、我らが甲児くんのテンションも高め。ここからしばらくダブルスペイザーを取り巻く人間模様が繰り広げられます。
<▼前回の記事はこちら>
第35話「飛べ! ダブルスペイザー」
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これはこれでいいと思うんだけどなあ
◉円盤が地面の下からやってくる、確かにこれは斬新!
今回はガンダルが「ところがどっこい」とのたまうほど有頂天になって企んだ、地中からの研究所攻撃作戦です。確かに団兵衛さんも「UFOが地面の下にいるわけがない!」と言ってましたので、既成概念を覆す作戦だったのは間違いないですね。
地中を進む円盤獣に乗り込んでいるのはルックス異形感高めのコマンダー ビートル。どちらかというと恐竜帝国にいそうな出で立ちです。"地中のスペシャリスト"を自認するだけあって、スカルムーンがせっせと分析していたデータに誤差があることを発見し、正確にグレンダイザーの秘密の発進ルートのひとつであるルート5を目指して進みますが、フルパワーで追いついたグレンダイザーに寸前で妨害されてしまいます。この辺り、研究所の皆さんの手に汗握る駆け引きも緊張感のある演出で面白いです。
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地獄谷に出るマグマぐらぐら煮え立つルートです(よく造ったなあ・・・)
▶円盤獣ブンブン
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地中での活動形態。これが円盤形態ということになるのでしょう。
巨大なドリルと6つの回転刃で地中を高速で進みます。
甲虫のようなデザインがコマンダービートルの名前とマッチしていますね
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地上ではこの形態で空中戦を仕掛けてきます。
グレンダイザーによって二つの頭部は切断されてしまいますが、
その代わりにドリルだった部分から第3の頭部が出現しました
地中からの攻撃には失敗したものの、その後、ブンブンは宇宙科学研究所の建物に突進してタワー部分を破壊し、そこに居座って攻撃を継続します。思うように手が出せないデュークでしたが、満を持しての甲児くん&ダブルスペイザー参戦で形勢が逆転。スペイザーに無理矢理、研究所から引き剥がされると、合体したグレンダイザーとダブルスペイザーの波状攻撃によって破壊されてしまいました。
<HERO SIDE STORY>
ついに誕生、地球製スペイザー! 甲児くんがいきいきしてます
新型試作円盤(JFOというらしいです)の後、開発が音沙汰無いなと思っていたら、まさかこんな方向へ展開してるとは・・・。デュークも「宇宙開発はどうした?」と言ってますが、普通そう思いますよね(笑) で、甲児くんだけがウキウキなのかと思いきや、エピローグで宇門博士までもが
グレンダイザーとダブルスペイザーを合体させることが出来たら
まさに完璧なUFOロボができるだろう・・・。それが私の夢だ!
なんてことを言う始末(笑) あれ? 博士の夢ってそれでしたっけ?
まあ、なんにしても今回も甲児くんがトドメを刺して、美味しいところを持っていってくれて良かったです♪
第36話「燃える大空の誓い!」
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◉スカルムーンのハルマゲドンを救ったキザな男・ジグラ
冒頭、巨大な隕石襲来でガンダル以下、全員大パニックのスカルムーン。それを冷静に排除してみせた二人目の親衛隊員、コマンダージグラ。「強いヤツには無性に戦闘心を掻き立てられる」性分だそうで、既にグレンダイザーの致命的な弱点を見つけていると嘯きます。
同じ頃、その弱点については研究所でも話題になっていました。スペイザーとの分離・合体中に生じる無防備な時間、それがグレンダイザーの"死の時間"になると宇門博士。その問題を解決するためダブルスペイザーとの合体訓練に挑むデュークと甲児くんですが、簡単にいけばいいのですがそうは問屋が卸さず、甲児くんはフラフラに。
その最中、自信満々で単身デュークの前に現れたジグラは、まさにその"死の時間"を狙ってきました。スペイザーは破壊され、デュークはコントロールを失って墜落し、絶体絶命の危機に陥ります。
▶円盤獣ジラジラ
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ベガ大王親衛隊員専用円盤獣としてはギンギンに続く2体目。
円盤部分が盾になるタイプです。こちらもアシンメトリーなデザインがいいですね
「超合金ベガニュウム製」のボディでグレンダイザーの武器を一切受け付けないジラジラ(最近そういう円盤獣が増えてたのはそういうことだったのかも)。右手の触手状の指が伸縮し、ムチの使い手・ジグラのスキルを活かす仕様になっています。
デュークの必死の抵抗で触手を失ったところに、甲児くんのダブルスペイザーが到着。ぶっつけ本番での合体を成功させる二人。データに無いグレンダイザーの姿にジグラは動揺し、返り討ちにあってしまいました。
<HERO SIDE STORY>
まさかの「人」の文字のお話が、金八先生以外で聴けるとは
ダブルスペイザーとの合体によって甲児くんを危険にさらしてしまうことに納得がいかないデュークへ、甲児くんが珍しく説教臭い話をします。
大介さん、あんた「人」という字を知ってるかい?
「人」という字は二本の棒がお互いに支え合って立っている。
人、つまり人間はお互いに支え合わなければ生きていけないんじゃないのか? 大介さん。確かにあんたは凄い。しかし、あんたも一人の人間であることに、変わりはないはず。それとも大介さん、フリード星人は人間ではないとでも言いたいのか?
この言葉にデュークは気持ちを切り替えて特訓に前向きになるのですが、これって金八先生のエピソードで、耳タコになるほど聞いたヤツですよね。まさか、ここで聴くことになるとは思いませんでした(笑)
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次回に続きます!