#0918:「むずかしい」はホントは「カンタン」?
「むずかしいな」は脳のバグを表現している
人はよく新しいことを学んだり、習得したりするときに
「あ~、これむずかしいな・・・」などと言ったります。
多くの人が「むずかしい」と感じることを一部の人は
いとも簡単にやってのけたりします。
この「むずかしい」は新しいことを学んだりするときに
起きる脳の拒否反応の一つです。
多くの人が「むずかしい」と感じることは本当に「難しい」
事なのでしょうか?
例えば、自分の体の前で右手だけで大きく三角形を
書くことは簡単です。
また、今度は左手だけで大きく四角形を書くことも
簡単にできます。
今度はこの2つを同時にやってみるとどうでしょうか?
ひとつずつであれば簡単に何の問題もなくできます。
同時にやるとなると、途端に難しくなります。
これは脳がバグを起こしているのです。
一つ一つは簡単な事なのに、それを同時にいくつも
やろうとすると難しく感じるのです。
大学の入試で難関校とされている問題も、
実は分解すると中学校で習ったものが使われていることが
多いと聞いたことがあります。
それが複雑に絡み合っているので、受験生の脳がバグを
起こすのです。
受験勉強は中学、高校1年レベルの基礎をしっかりと
身に着け、実践の問題集などで繰り返しやることで
脳がバグを起こさないようにしているのです。
(と、言っても私は絶対にできませんが・・・)
もう一つ例を挙げると、私が習って矯正したゴルフの
スイングも同じです。
ゴルフスイングは実は分解すると8個の体の動き
から構成されています。
その中の一つが右腕の動きですが、前に習えの状態から、
腕の高さはそのままで、肘を90度まで曲げて、伸ばす。
ゴルフスイング中に実はこの動きだけしかしていないのです。
全体で見るとそうは見えませんが、そうなのです。
実に簡単な動きです。
他の7個の動きも一つ一つは実に簡単な動きです。
8個の動きが合わさることで複雑になり、
それをやろうとするとバグが起きます。
何かをしようとして「むずかしいな」と感じたときは、
一旦それをすることをとめて、分解してみることです。
分解してみるとその中身の構成要素は実は過去に
やったことのある実に簡単な事だったりします。
その事の全容がわからなくても、分解することで
一部がわかり全容解明につながることもあるはずです。
「むずかしい」は脳がバグを起こしていて、
脳がしている拒否反応。
そんな時は、いったん止まって取り掛かかろうと
することを分解してみる。
そうすると、実は「カンタン」なことだったりするんです。
全部がカンタンだったらつまらないものになってしまいます。
少しくらい難しくて分解してみるくらいの方が面白いと思います。
何かの参考になれば。
今日はここまでにします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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