#0911:ネガティブな感情こそ大切に
ネガティブな感情を抱くことはダメじゃない!
10年くらい前からでしょうか?
ネガティブな感情を抱く事はダメな事なようにされて
いるように思います。
ネガティブな感情とは、怒り、悲しみ、恨み、妬み
などです。
たしかにこの感情が出ているときは、他人にいい接し方
ができていないことがほとんどです。
そのことで、自分の周囲の人が不快な思いをしているのであれば
いい事とは言えません。
だからといって、自分の中に湧き上がってきた、そのネガティブな
感情にふたをしたり、押し殺してなかったことにしたりすると、
あとでもっと大変なことになります。
そういったネガティブな感情が湧き上がってくるのは、
人間の心の中で自動で警報装置が発動しているのです。
ある意味人間が人間らしく生きるために必要なことなので、
ネガティブな感情を抱く事はダメな事ではありません。
多くの人がここを勘違いしています。
もう一度いいます。
ネガティブな感情を抱くことは決してダメな事ではありません。
ネガティブな感情は自動警報装置
ネガティブ感情が湧き上がってくるのは、
ほとんどの場合は命に危険があるわけでは無いですが、
それに近いことが起きていると脳が解釈して発している
生命維持のための警報です。
なので、その警報をきちんと処理しないと、
警報を出した意味がなくなるので、さらに大きな警報を
出そうとします。
そのまま、放っておくと爆発してしまします。
人によってその爆発のしかたはまちまちです。
よくある、「瞬間湯沸かし器」と言われる人は
かなり、ほったらかしにしていたための一つの典型です。
ネガティブは感情こそ大切に
ネガティブな感情は生命維持のための警報装置なので、
ネガティブな感情こそ大切にすべきと思います。
大切にと一言では片づけられないのですが、
まず、ネガティブな感情になっているときちんと気づいて
その感情を認めること。
これは、自分が「あ、今自分は怒っている」
「今。自分は悲しんだ」と「今、自分はつらいんだ」
とネガティブな感情になっていることを認識することです。
ネガティブな感情に気が付けたら、その感情を出し切ること
です。
そんな、ネガティブな感情が湧き上がってきたら、
1人になって、出し切ることでです。
泣こうがわめこうが出し切るんです。
1時間もすれば、それまで持っていたものが、
「どこに行った?」というくらいになるはずです。
ネガティブな感情が湧き上がることは自然な事なのです。
いい、悪いでだけで片付けていいものではないと思います。
まずは、しっかりと自分のネガティブな感情に
気づくことです。
今日、明日ですぐに変わることはないですが、
すこし、自分が幸せになるための小さな一歩になって
います。
幸せになりたくない人などいないと思っています。
幸せになるための小さな一歩が踏み出しましょう。
今日も、いい日でありますように。
今日はここまでにします。
最後までありがとうございました。