#0923:「幸せになる」ための必要条件3つのふたつ目の深堀
前回の投稿で、「幸せになる」ためにいくつかある条件の中で
最低限必要と思われる条件が3つあると書きました。
その3つは、
①自分の中の自分の存在を知り、認めること。
②しようとする事は自分の中の自分の意思に基づき、
やりたくてやっている事であること。
③そして、そのやったことに関しての結果をどうであれ受け入れること。
です。
今回はそのふたつ目を掘り下げていきたいと思います。
しようとする事は自分の中の自分の意思に従い、やりたくてやっている事である事
本当は自分の中の自分の意思に従って生きていない
前回の投稿では、自分の意思は枠の中に納まるように自動的に
決定しているという事を書きました。
しかも、自動的なだけでなく、自分以外の人が操縦している
ロボットのようなものだとも書きました。
つまり、自分が何かをしようとするときは、自分の中の自分の
意思は聞き入れられていない。という事なのです。
その証拠に人が何かをするときに「~しなければならない」とか
「~しないと・・・」という、一種の義務感で物事をやっている
のです。
もしくは、「~してはいけない」といって物事をやらないのです。
ここで、一つの疑問が出てきます。
この「~しなければならない事」をやらないとどうなるのでしょうか?
「~してはいけない事」をやったらどうなるのでしょう?
一つだけはっきりした答えがあります。
「~しなければならない事」をしなくても、死なないという事です。
少しばかり都合が悪かったり、いやだと思う事が起きるかもしれんせんが。
誤解しないでほしいのは、何もしなくていいという事ではない
という事です。
「~しなければならない事」はほとんどの場合、義務感で
物事をしようとしているので、自分がやりたい事ではない。
という事なのです。
ほとんどの人がやりたくないのにいろいろな事をやっているのです。
たとえば、
「ちゃんとしないといけないから、服を着替えないといけない」とか、
「お父さんに叱られるといけないから、静かにしないといけない」とか、
「忙しいから、今のうちにご飯を食べておかないといけない」などです。
「しなければいけない事」は「やりたい事」かどうかを自分の中の自分に聞いてみる
上で挙げた例などのようにいま、自分がやっていることは
自分の中の自分の意思の基づいているかを自分に聞いてみましょう。
自分の中の自分が、「やりたい」といっていますか?
これからやろうとすることは本当にやりたい事ですか?
ほんとうに、服を着替たいですか?
ほんとうに、静かにしたいですか?
ほんとうに、その時におなかが空いてごはんが食べたいですか?
あらゆること、どんな些細な事も自分自身が「やりたい事」なのかを
聞いてみましょう。
いま、していること、やろうとしていることは、
「やらなければならない事」なのか「やりたい事」なのかを
振り返ってみてください。
始めのうちは、これからしようとすることがどちらなのか、
分からない事が多いかもしれません。
そんな時はとりあえずは、行動してみて、少しふり返って
やったことが、「やらなければならない事」だったのか、
「やりたい事」だったのかを聞いてみましょう。
ここでも、幸せを感じるために、「~しなければいけない」
という事を「やらないようにしなければいけない」と
訳のわからない事を考えることはやめましょう。
まとめ
自分の中の自分が「やりたい事」をやるようにしていきましょう。
とはいってもすぐには難しいかもしれません。
始めのうちは「~しなければならない」事をしていることを
まずは認める事から始めましょう。
「やらないといけなかったんだ。よく頑張ったね」と。
そして、「~しなけらばならない事」を減らしていきましょう。
「~しなければならない事」をしないことは、「頑張らない事」
でもあります。
頑張らなくていいんです。
幸せを感じるためには、自分が本当にやりたい事だけを
やって、もしくは、やりたくないことはやらないで、
それが何か他人に貢献して感謝されたときに感じるもの
なのです。
今回はここまでにします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。