今しかできないことを大切に・・・
昨日は、実家で親戚一同が集まって食事をする機会がありました。
毎年恒例の行事です。
30代を目前にして、色々と考えることがあります。
「いつまで、みんなで集まる事ができるのかな?」
というのも、去年私の身近な人が亡くなるということがありました。
その出来事をきっかけに「死」というものを意識するようになりました。
「自分は、いつまで生きているだろう?」
「自分の大切な人は、いつまで生きてくれるだろう?」
そんなことが、ふと頭をよぎるようになりました。
「死」を意識するようになってから、今まで当たり前だったことが「有り難い」と感じるようになりました。
・家族がいること
・働ける場所があること
・やりがいのある仕事に就けていること
・生きていること
今までは、集まる機会があった時、「また来るね」とだけ言って帰っていました。
でも、昨日は終わった後に両親に「ありがとう。とても、楽しかったよ。父さんも母さんも身体には気を付けて過ごしてね。」と伝えました。
その時だからこそ伝えられる言葉。照れくさいと思って、伝えなければ一生後悔するような気がしました。
こうやって思えるようになった私は、少しは人間として成長することができたのかな・・・。
学校でも同じだと思います。
同じ時間は、二度とはやってきません。
今のクラスの子どもたちと同じクラスで過ごせるのも、あと2か月です。
自分の感情に左右されるのではなく、目の前の子どもと一緒に「今」を大切にしていきたいです。
そして、「あの時、言っておけばよかった」と後悔することのないように子どもたちにその時だからこそ伝えられる感謝の言葉を伝えていきたいです。
明日から3学期。新たな気持ちで子どもたちと「今」を楽しみたいと思います。
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