サービスについて改めて考える
最近、バタバタしていてnoteを上げる時間が無かった。
改めて書きたい題目があったので今回その内容を記していきたいと思う。
その内容は「サービスマーケティング」だ。
何故、この内容を書きたかったかというと、デジタルマーケティング界隈
特にSNSマーケティングの中で「共創マーケティング」という言葉を
よく目にするようになったからだ。
また、僕が大学時代の専攻が「サービスマーケティング」であるからだ。
約2年かけてゼミ活動を行い卒業論文まで書いた。
共創マーケティングはサービスマーケティングの中の1つでしかなく
また、最近共創マーケティングだけに絞った記事が多くあるので自分の考え方とサービスマーケティングについて触れていきたいと思いこのnoteを書くことにした。(あくまで個人の意見です。)
■サービスの特性
以下3つの考え方がサービスを考えるうえで重要である。
・無形性
通常の有形製品と異なる特性として、形がない
・同時性
生産と消費が同時に発生する
・異質性
品質を標準化することが難しい
・消滅性
保存ができない
改めて考えれば当たり前のことだがこれらのことは
サービスマーケティングを考えるうえで非常に重要となる。
■サービスマーケティングの重要性
上記のサービス特性を踏まえたうえでここからが本題である。
「サービス・ドミナント・ロジック」という考え方がある。
「モノ(有形の商品)」と「サービス(無形の商品)」を区別することなく包括的にとらえ、「企業がいかにして顧客とともに価値を創造できるか」
という価値共創の視点からマーケティングを組み立てようとする考え方のことを指す。
2004年に、マーケティング研究者であるロバート・F・ラッシュとステファン・L・バーゴによって提唱された。
また、ここで重要になるのが「使用価値」や「文脈価値」である。
最近の言葉で置き換えると「コト消費」の方がわかりやすいかもしれない。
つまり、ここでの考えかたで重要なのが「モノ」に対して対価を支払うのではなく、その場の経験などに対して対価を払うことに価値を感じている時代に移っているということである。
■「共創マーケティング」とSNS
冒頭に記載した通り、「共創マーケティング」は注目を浴びている。
サービス・ドミナント・ロジックは「共創マーケティング」を行っていくうえで重要な考え方の1つである。
使用価値を高めていくうえで顧客の声を拾いサービスに活かしていくことが求められているからである。
共創マーケティングが注目された1つにSNSがあると僕は考えている。
SNSで顧客はその企業のアンバサダーにもなりうるし、
フィードバックもSNSを通じて返してくれる。
この流れがまさに顧客と企業の価値共創だ。
直近で共創マーケティングに触れる機会が多くあったので
改めて自分の考え方ふまえてサービスについて考えてみた。
今後は自分が携わっているスポーツ業界でこういった取り組みを
明らかにしていかないといけない。
スポーツは非常にこういった考え方が重要な業界であると強く思っている。