「ずるい仕事術」を読んで

元テレビ東京プロデューサー佐久間宣行氏の「ずるい仕事術」を読んだ感想。同氏の番組「ゴッドタン」をよく見ており、面白すぎるバラエティを作る人として記憶していた。
そんな面白すぎるバラエティ制作者が、会社でどうやりたいことをやってきたかを記したノウハウ本。
テレビ局の、企画部署の働き方なので、参考となる箇所は限定的ではあるものの書き留めていく。

・会議後の5分で差をつけろ
 会議終盤には、Googleカレンダーのメモ欄に、その日の会議の要点、次の会議に達成すべきこと、次回までに自分がやっておくことを書き留める
・「らしくない仕事」をやってはいけない
 ブランド人(信用と期待を持たれている人)になるために自分らしくない仕事をできるだけ避ける。積み重ねるのは時間がかかるが、失うのは一瞬。仕事と他人に誠実であることが一番のブランドづくりとなる。
・陰口はコスパが悪い
 悪口は誰かに届くし、相手も自分を嫌いになるし、悪口を言う人だと認識されると自分のブランドも汚れる。また、自分が相手の欠点に目を向けやすい状態になっているかもしれない。
・会議ではプライドを利用する
 切り口として採用するために、発言したら採用される空気感を作り出す。
・空回りしたら「説明不足」、「負担超過」を疑え
 リーダーの目標をチームの目標として共有できていないときは空回る。なぜ、どこに行きたいのかを説明する。
 通常業務があるうえに新しい仕事をもってきたら、メンバーは無理無理と冷めてしまう。そこで気合で押し切ろうとするのは気持ちが冷める。そのまま最小限の労力で、うわべで仕事をこなそうとするのを叱責したら、なおさら空気が悪くなる。。。新たな荷物を載せるには、いまある荷物を減らさないといけない。
・メンタル第一、仕事は第二
 誰しも無理スイッチはある。割り切ってメンタルマネジメントを自分の一番におく。


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