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僕は死なないのか?

あるひとつの大きな理由、例えば人生を捧げてもいい人との出会いだとか、そういうものがないと生きてはいけないと思ったのはなぜだろう。
一体いつからそう思っていたのだろう。

単純な話じゃないか。多分、今までも説得されてきたんだ。
でもまあ、心にすっと入ってきたのが今なんだから今まで気付かなかったとしてもしょうがないよな。

要は総力戦だよ。
小さな機微の一つ一つが僕を死にたくさせるなら、生きたい理由も一つ一つが小さくともその加算で考えればいいじゃないか。

今日言いたかったのはとりあえずこれだけ、

例えば好きなアーティストのライブがあるんだとか
例えば彼女が出来てこれからの生活が少し楽しみになったとか
その一つ一つに対して僕は今までこう思ってきた。
「ごめんなぁ、どんなに素晴らしく生きたい理由でも、俺がこの拷問を受け続ける理由にまでは至らない。」
それはそうだ、今も考えは変わっていない。

でも、もうさっき言ったことが全てだよ。
一つ一つは小さくとも、それらを合わせたとき、本当に死にたいが上回るのかいって話さ。

僕はまだ死にたいが好きだからなんとも言えないけど、一考ぐらいはしてもいいんじゃないかな、

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リズムの書き遺し
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