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全校で取り組もう!『いじめ問題』

いじめ・・・学校種を問わず大きな問題です。
いじめを許さない・いじめをしない規範作りを学年や全校に浸透させるシカケの発信です。
学年集会・全校集会で実施することで、全教員が同じ言葉と感情で、生徒にアプローチできます。

いじめ暴力0プロジェクト 

-みんなで作り出そう。たくさんの笑顔-


①いじめ・暴力0プロジェクトを通して・・・

 集団生活を過ごす生徒にとって、お互いの良さを認め合い、助け合いながら、お互いを高めていくことのできるクラスが理想です。
しかし、現実に目を向けると「いじめ」は、特別なクラスにおいてのみ発生するものではなく、集団で生活する以上、全てのクラスに起こりうる可能性を秘めています。
 また、現在の「いじめ」は、スマホ等の発達から、どの生徒も、被害者・加害者(傍観者を含めて)になる可能性の両方を秘めています。
そのような現代の「いじめ」の解決には、いじめの発生を防ぐ「予防」〔成長を促す指導〕と、発生しているいじめを止める「対処」〔課題解決的な指導〕の2つの指導が必要となってきます。その2つの指導の中で、いじめ0プロジェクトをでは、「予防」〔成長を促す指導〕を主テーマとします。

 つまり「いじめはいけないことである」という心情や、「いじめをなくしたい」という意欲と態度を育てていくことを目的としており、「いじめ0プロジェクト」を通して、友だちを大切にしようとする思いを育て、より良い友だち関係を築くきっかけにして欲しいと強く思います。

以下、公立中学校 全校生徒対象で実施したスケジュールになります

②スケジュール


1)9月6日(全校集会)〔いじめとはどのようなもの〕
2)10月5日(生徒総会)〔いじめをなくすために、大切にしたいこと〕
3)10月 全校一斉道徳授業(人権道徳委員会とリンク)
4)11月 いじめアンケート2回目
5)11月20(全校集会)〔いじめの境界線〕
6)12月4日(全校集会)〔いじめ・暴力0宣言〕〔いじめ暴力0 行動宣言〕
7)1月19日(生徒講演会・保護者講演会) *大学教授の講演になります

③いじめ・暴力0宣言 構成


1いじめについて
2部活について
3加害者へ
4被害者へ
5傍観者へ
6先生へ
という構成になっています。

④生徒会・部活キャプテンが考えたイジメ・暴力0宣言


「いじめ」この言葉を、みなさんは何回聴いたでしょうか?
いじめは直接の対象の人だけでなく、周りの人も巻き込んで、一生消えない傷を残し、その場の雰囲気を悪くします。いじめられた人は心と身体に傷を負い辛く悲しい思いをします。
いじめた人は、いじめたことに罪悪感を感じ、苦しみます
いじめている間は苦しくなくても、いつか必ず自分のしたことの重さに気づくでしょう。
それはとても辛いことです。誰も幸せになりません。
誰にも、どちらの立場にも立って欲しくありません。
だから、私たちは「いじめ・暴力」を絶対に許しません。


部活動について
部活動は先輩や後輩、レギュラーや交代選手など色々な立場があります。
全員が、それぞれの立場や思いを理解し、仲間を思いやる気持ちを持って、チーム全員が目標を持って、努力を積み重ねていきましょう
三中の部活から、いじめや暴力を無くしましょう

いじめている人へ
いじめをしてきた過去は取り返しがつきません。
なので、これからのことを考えて、いじめはいけない、もういじめを絶対にしない、と心に決めて下さい。


いじめられている人へ
一人で抱え込まず、周りの人に相談をしたり、助けを求めてみて下さい
あなたたちは一人ではありません。
助けてくれる仲間が必ずいます。
仲間がいることを忘れず、勇気を持って、一緒に戦いましょう。

周りで観ている人へ
観ているだけでなく、手を差しのべ、声をかけましょう
その勇気が、みんなへ広がります
相手を気にかけたことは、きっと自分に返ってます。
勇気を持って行動しましょう


先生へ
私たちに関心を持って接してください。変化に気付いてください
手を差し伸べてください
ずっと私たちの味方でいてください。

今日だけでなく、これからも「いじめ・暴力を無くす」「いじめ・暴力を許さない」意識を持って生活していきましょう

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