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Apple Watchを買ってよかった 前編

買いました。Apple Watch。
元々「Apple Watchって何がいいの?時計でしょ?他の機能も別に必要なくない?なんで買ってんのみんな?」と思ってた側でしたが、買おうかなと思い立って、買うか悩み続け、Apple Storeを毎日のように見続けて、ついに買いました。
買うか悩み続けてたときに、僕自身いろんなレビューやnoteの記事を参考にさせてもらったので、今悩んでる人やこのあと買うかもしれない人の参考になればと思い、僕も書いてみることにしました。いわばバトンですね。レビューの。

いざ書いてみたら結構な長さになってしまったので、下記の目次で前編と後編に分けました。先に宣言しておきますが、拙文です。

<前編>
・そもそも購入を考え始めたきっかけ
・買う前にイメージしてた使い方
・製品タイプと金額、それをどう決めたか
・購入から受け取りまで
<後編>
・開封とセットアップ
・気に入っている点とそうでもない点
・まとめ

後編はこちら

そもそも購入を考え始めたきっかけ

これはあまり参考にならない部分かもしれませんが(いきなり)、最近色々と悩むことが多く、悶々としてストレス溜まり気味だったので、何か気分を変える買い物をしたいと思ったのが始まりです。結構こういう理由でiPhoneを新しい機種に替えたりちょっと大きめの買い物することがあるので、共感してくれる人がいると信じたい。

悶々としている中で、ランニングを再開したのも大きなきっかけの一つです。昨年の秋や一昨年の初夏あたりにランニングはしてたんですが、年末&正月太りでわがままになったボディに喝を入れるべく、また走ろうかなと思いました。過去走ってたときはアームバンドにiPhoneを入れて、NIKEのアプリ「Nike Run Club(NRC)」でコースと距離を記録していたのですが、アームバンドに不快も不具合も無かったものの、もうちょっと身軽にできないかなと。
※ちなみに真冬のランニングなので、寒さ対策で好きなブランドの上下ウェアと手袋を買いました。そうです、形から入るタイプです。

「悶々」「ランニング」というきっかけが重なり、「Apple Watchってどうなんだろう?」と思い立ったのが全ての始まりでした。

買う前にイメージしてた使い方

買う前にイメージしてた使い方は、考え始めたきっかけでもあるランニング使用でした。でもそれ以外にみんなどうやって使ってるんだろうと思い、すでに持ってる知人二人にヒアリングを敢行。

知人A(30代男性)は新しいモノが好きなタイプで、Apple Watchを持っていても不思議ではないタイプの人。ちょこちょこランニングをしてるのも知っていたので、その辺りも踏まえて聞いてみました。ところが、ランニング時(一回2〜3キロ程度とのこと)には携帯をポケットに入れて、さらにApple Watchを着けて走ってるとのこと。一度に走る距離が短いから携帯をポケットに入れてても別にそんなに気にならない、と。おい思ってたんと違うやんけ。
ランニングは置いといて、それ以外の使い方を聞いてみたところ「睡眠ログは意外と役立ってる」と。そうそうそういうの聞きたかった。
(睡眠時にも着けたままということに少し驚きはあったものの)寝てる間の睡眠の深さを記録しているから、睡眠前の行動が睡眠の質に影響しているのが結構如実にわかったらしいです(個人差あり)。一番わかりやすかったのは飲酒。お酒を飲んだ日は明らかに睡眠が浅くなっていて、それを目の当たりにしたことで罪悪感が芽生え、家で飲む量が減ったらしいです。僕は多分減らさないけど、健康に意識が向くのはいいことですね。

知人B(20代女性)は対照的でガジェット好きというわけではなく、持ってることも少し意外なタイプ。でも新しいものは好きなようで、そういう買い物をして自分の気持ちをアゲるタイプなので、そこは僕と同じでした。
ランニングに使うわけではなく、普段の時計使いに加えて、マスクしたままのiPhoneロック解除やApple payなど、目立たないけど便利な機能を満喫している様子。使いこなす、というよりも持っていることを楽しんでいるように感じたので、それもアリだなと思いました。

なるほど、使い方としてものすごく「これやばい!」みたいな機能があるわけではないけど、持つことでQOLは上がりそうだぞ。

製品タイプと金額、それをどう決めたか

ヒアリングを経て「Apple Watch、よさそうだぞ」と思い始めました。そしてここからが長かった。
僕が検討したApple Watchは、2タイプ×2タイプ×2タイプの計8つのタイプに分類されます。以下、各タイプの内訳と検討内容です。

① ノーマルタイプか、NIKEモデルか
僕はNIKEというブランドが好きです。持ってるスニーカーは全部NIKEだし、NRCのアプリも使ってるし、ブランドの世界観も好き。でもApple WatchをNIKEモデルにするか否かは悩みました。それはAppleも好きだから。同じように世界観が好きだしスマホはiPhone、私用PCはMacBook Air。だからこそ、NIKEモデルにしたときにAppleらしさが残っているのか、NIKEは好きだけど、侵食されて全てがNIKEになってるのはちょっと違うよね、という思いがあったため、色々調べました。
結論としてはNIKEモデルにしました。ノーマルタイプとNIKEモデルの違いは色んな記事で書かれていることなので詳細は割愛しますが、ざっくり言うと「ノーマルタイプにNIKE要素が少しオンされてる」という感じです。完全にNIKEに侵食されているわけではなかったので安心。オンされてる要素としては、オリジナルの文字盤とか、NRCアプリがノーマルより使いやすいという点、あとはバンドがNIKEらしい、といったことでしょうか。NIKEが好きな人はいいかも。

② Series7かSEか
これもまあまあ悩みました。一番の理由は金額。機能としてはSEでも十分で、金額的には7は48,800円(税込)からなのに対してSEは32,800円(税込)からと結構差があったため、SEで十分な気がするけど、『7じゃなくていいのか?』という思いもありました。
結論としては「Series7」にしました。理由は、フリマアプリで稼いだお金がまあまあ貯まってたからそれを投入できることに気づいたこと、そしてリセールです。
Series7が2021年、SEは2020年に発売でしたが、今後新機種が出てきて買い替えたいと思った時、AppleのTrade inで下取りをすると間違いなく現時点で最新の機種の方が下取り価格は高い。もし買い替えずにシンプルに手放すとなった時でも、メ◯カリのようなフリマアプリでも7の方が高値がつくので、結局そちらに。ここは我ながら賢い選択ができたかなと思っています。

③ 画面は41mmか45mmか
画面の大きさについては、初めは45mmを考えていましたが、ヨドバシで実機を見て、さらにiPhoneのApple Storeアプリで実寸を見てみて、「45mmはでけえな」という結論に。41mmを選択しました。使ってても画面の大きさ的には全く不自由無いですね。

こちら41mmのキャプチャ。
こちらが45mm。実際にApple Storeアプリで見るとまあまあデカい。

とまあこんな感じの検討を重ね、「NIKEモデル」×「Series7」×「画面41mm」という組み合わせに決定。ついに購入!

購入から受け取りまで

購入に関しては、商品選択&決済:オンライン、受け取り:店頭というスタイルにしました。受け取りを配送ではなく店頭にしたのは、単純にApple Storeのあの空間に行きたかったから。あそこであの世界の一員になりたかった(Apple好きな人は共感してくれるはず)。
iPhoneのApple Storeアプリで選択から決済まで行い(ネットで数万円のものをポチるのは中々な清水舞台でした・・・ポチるまで3日かかりました・・・)、近くのApple Storeを指定して、翌日の仕事終わりに、いざ。

Apple Storeアプリで決済まで完了すると、「あなたの商品を準備中です」的な表示が出てて、それがまたワクワクさせる。MacBook Airを購入した時も同じスタイルだったので、2回目の経験でしたが、やっぱりあれはよくできてる。Apple好きな人が喜ぶポイントがよくわかっていらっしゃる。とても素敵な購入体験だと思います。

「準備中」が「準備完了・受け取り待ち」に変わり、「Apple Watchが僕を待ってる・・・!」という少し気持ち悪い状態になりながら、平静を装ってApple Storeへ。オンラインでの購入商品の受け取りということをフレンドリーの権化のようなストアスタッフに伝え、待つこと3分。キました。購入商品が間違いないか、他に見たい商品が無いかなどの確認をして、めでたく受け取り。ようこそ僕の元へ。

ちなみに入店から退店まで10分かかっていません。ストレスなくスムーズな購入体験の設計、必要最小限のコミュニケーションのように思えて、必要に応じて欲しい情報は自分でカスタマイズできる接客。そしてあの空間。iPhoneの「必要最小限のアプリは初めから入れてあるけど、必要に応じてあなた好みにカスタマイズしてね」という設計思想と通ずるものを感じました。そういうところが好きなんです、Appleさん。

退店したあとは「僕!さっき!Apple Watch買ったんです!」と心の中で叫びながら、無言で電車に乗り帰宅しました。この気持ちもわかってくれる人がいるといいなぁ。

さて、前編はここまで。後編ではいよいよ帰宅して開封の儀に臨みます。
読んでいただけると嬉しいです。

後編はこちら

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