ありがとうは、無料。
夫婦間の家事育児分担をめぐる争いごとについて、この本を読んでいろいろと思いを巡らせている。
アメリカに住むライター夫婦間の実話。
日本はアメリカより30年遅れていると思っていたけど、夫婦間の家事育児分担の問題はなんだかどっこいな感じみたい。
ついこの間、20年前のドラマ、セックスアンドザシティを見て、まさに今私が直面している育児と仕事の両立無理!って状況が描かれていて、日本は遅れているなぁとガッカリしたけど、それから現在まで大して進歩してないってことなのか?
過渡期、長くないか、、??
なかなか根深い問題だなぁ。
社会の構造や、男尊女卑の考えだとか、昭和の経済成長期の名残だとか、いろいろいろいろ原因らしきモノがあるけれど、結局は「ありがとう」の一言があるだけで、解決してしまうもんなんじゃないだろうか?と思ってる。
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母親がイライラする原因について
女性はジャッジされることを恐れているからなのだ
母親であること、家事を仕切ることは、それが好きか嫌いかに関わらず、いまだに女性のアイデンティティの真ん中にあることだから、もし家が汚ければ、女性は概して、自分が責められると恐れるのだ。
アメリカでも、女性のアイデンティティの真ん中に家事があるのか!!とショックを受ける。
外部からのジャッジを意識して、苦しくなってしまうんだなぁ。日本も同じだなぁ。
それに対して男性は、部屋が散らかっていても何も問題を感じない。
だって、問題ないから。
この男女間のズレが、イライラの原因。
男性に察して欲しい、は無理な注文なので、ヘルプを出そう、という事だった。
これを助けて欲しい、とお願いされたら出来るのだ。
だって、男性は社会ではたくさんの事をこなし、対価を受け取っている人なんだもん。
本当は何でも出来る。
家庭でなぜ出来ないかというと、
ダメ出しされる、何をしていいか分からないから。
だから、イライラして当てつける前に、要望を伝えてみる。
出来に関しては何も言わない。
感謝を伝えたうえで、ただ要望を伝えればいい。
たぶんそれでほとんどのイライラは解決する。
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一緒に生きて暮らしていく中で、
自分の気持ち(要望)を伝える
感謝を伝える
これが出来ていれば問題は起きない。
言わなくても分かるでしょ
あたりまえでしょ
これを言い出したら終わり。
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あたりまえ、って言葉に気をつけようって前に書いたけど、特に家事育児の現場ではタブー用語だと思う。
家事育児、がんばってくれて、ありがとう。
お仕事頑張ってくれて、ありがとう。
お互い、ありがとうを言い合うだけで円満。
一回、これで円満にして、終わり。
母親がこっちは家事育児に加えて仕事も、、、って言葉に続くようなら、対策を考えればいい。
仕事も優先したいなら、家事育児の外注。
お金を払ってでも育児を外注しなきゃいけないのは小学校にあがる頃までが目安かな、と体感している。
小学校にあがるまでの6年間の子育て期の仕事との両立について、一番葛藤する時期なのはすごく分かった。辛かった。
だけど、必ず終わりがくるのも確か。
あと2年で末っ子が小学生になる。
終わりを考えるとすでに寂しくもある。
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話が色々散らかったけど。
・気持ちを伝える
・感謝を伝える
・子育て期はすぐ終わる、その後の方が長い
を意識すれば、家庭円満、しあわせ人生。
ありがとう、は無料。
言えば言うほど良いことしか起きない。
言葉のチョイスで人生は、変わる。
ありがとう、連呼していきましょ!
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トップ画像は、100グラム750円のやなか珈琲の珈琲豆。
生豆から焙煎してくれる!香りがすごい!
ミルクに合うものを〜とリクエストしたら、グァテマラをオススメされたのでグァテマラ2種を。
焙煎に30分くらいかかるから、ご注意を!
(焙煎してくれるって知らなくて、予定が狂った。笑)