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ワイン勉強してみよっかなって人が覗く所の日曜日の番外編(二日酔い&悪酔いしない)

全盛期のロベルト本郷をトップに載せて、誰がわかるんでしょうか?
でも、これを分かる世代の人がワインを飲んでる印象もある
(はーい、女子〜ついてきてねー)

「赤ワインは頭が痛くなるから飲めない」と言われて
「肝臓は、赤ワインだからとか選ばずに、アルコールと戦ってるわけで
そんな話は迷信だ」と答えたものの、ピンときてなさそうで。

ナチュラルワインは酔いづらいってのも、可能性としてはありえるけどほぼ迷信

では、なぜ!?「◯◯は悪酔いするから飲めない」ってことが起きるのか

(医療関係者の方、ボクは体感とユル知識で書くので、修正あればお願い)
まずアルコールが弱い人って、どういう事?

アルコールに強いか弱いかは「アセトアルデヒド脱水素酵素2型」(ALDH2)しだい
全てのアルコール(ビール,ワイン,日本酒,テキーラとか)に対して、この酵素のアルコール代謝で出るアセトアルデヒド(毒性が強い物質)を分解する力できまる

ALDH2(活性型)
アセトアルデヒドがすぐに分解され、体内に蓄積しない。
アルコールを飲んでも顔が赤くなりにくく、酔いにくい。

ALDH2(不活性型)
遺伝的にALDH2が働かない(非常に弱い)人
アセトアルデヒドが分解されず体内に蓄積する→「お酒が弱い」ってなる

ALDH2の活性は「遺伝」で決まる
活性型(強い人): 両親から活性型の遺伝子を受け継いだ場合
中間型(普通の人): 一方の親から不活性型を受け継ぎ、もう一方が活性型の場合
不活性型(弱い人): 両親から不活性型の遺伝子を受け継いだ場合

で、「最近、酒強くなってきたなー」って思ったことある人!
これは、飲酒を続けてたら体がアルコールに慣れて
肝臓がアルコール分解うまくなっただけで、酵素が増えたりしない

「悪酔い」と感じる理由は→アセトアルデヒドの蓄積
分解が追いつかないと、頭痛や吐き気になる。

テキーラや赤ワインには、アルコール以外の成分(フーゼル油、メタノール、ヒスタミンなど)が含まれており、これが悪酔いを助長する場合はあるけど
実際は、水分不足と思い込み

・体重が重い人は、アルコールの血中濃度が上がりにくいから、酔いにくい
・女性は男性よりも体内水分量が少なく、同じ量のアルコールで血中濃度が高くなりやすく、酔いやすい

で、ここ1番でワインを飲みたいけど、酔いたいわけじゃないし、翌朝も楽に迎えたい!!って時は
飲む前: ウコン + オルニチン(しじみ系) + ビタミンB群(サプリ)
飲んだ後: ビタミンCとしっかり水分
ちなみに、私はこれ飲んでます

https://jp.iherb.com/pr/now-foods-milk-thistle-extract-double-strength-300-mg-200-veg-capsules/13870

あとお酒飲むと炭水化物取りたくなる
それは肝臓がアルコール処理してる間は糖新生が止まり
低血糖になるから、食べたくなるの我慢してポカリ飲みましょう!

ここまではアルコールの話
では「ナチュラルワインは酔いづらい」って迷信について!

ほぼ「思い込み」と、平均的にナチュラルワインの方が度数が低いことが多いかも
最近の造り手さんは軽やかなワインを作るし10~12%とかもザラにある
味がしっかり&暑いエリアとかなら13~15%の可能性もあるので

缶の酎ハイ、「ストロング」「濃いめ」ってやつは通常より2%強いだけなのに
やたら酔うでしょ?
アレっす。アレ。

来週は、またブドウを少しずつ攻めてみようかなと思いつつ。

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大橋 直誉 / TIRPSE(てぃるぷす)の備忘録
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