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デザートコースを始める前に話を盛って パティシエの本の出版決めた。

昨日の続き。

「デザートコースを始める」と言い出したのと同時にパティシエの1年間のコースを本にしたいと考え、出版社にA4にまとめた企画書を持っていく。

パティシエ・キリコさんには負担をかけてるわけだから、いろんな恩返しがしたくて本を出させてやる!って意気込んでました。
(まさか、その本がより多くの負担を彼女に与えるとも思わずww)

出版社の方には、ざっと大枠を説明した後に
「始まってから1年間は満席になってしまうので、そこからだとスケジュールとかも厳しいし、出版が決まってるとかなり調整しやすい」
とかって、持ち込み企画のくせにワケのわからないポジションから話しをするワタシ。

で、いったん今日はここまでって事になり、次の連絡では出版決定。

デザートコースの準備で大忙しのパティシエキリコ。
何を参考にすることもできない、全てがオリジナルの空間づくりをしないといけないタイミング。

「やったぞ!出版決まったぞ!」のテンションで報告に行った自分も

・・・あ、空気違かった?・・・と、気づきました。

そこからは「この日なら、このデザートの撮影はいかがでしょうか?」などと言いながら、オーナー兼マネージャーとして走り回りました。

1年間のデザートレシピ集にしようと最初は思っていたんですが、当時シェフとして働く人、サービス人として働く人、パティシエとして働く人たちから
「こーゆーやり方もあるよね」って話をしてもらうことが多かった。

そこで、途中で女性がなりたい職業ランキングでいつも上位の「女性パティシエの働き方」の本に変えようと思い、インタビューして今までの経歴やデザートの構成法といった、文章も多い本に変わっていった。

休日に行われる撮影に立ち会ったり、文章内容も全てチェックさせていただいて、最初の段階から本を作るという体験が出来た。

それを思えば、本って安いし、やっぱいいな〜って思う。
人生かけてのアウトプットを何人の人の力も使って、読めちゃうんだから。
そんな本がこちら。

最後に全ての文章を終えて戻したのが12月25日。
終わり次第、クリスマスディナー2回転満席をやらないとだけど、体より頭が動かない・・・(笑)

その後、キリコさん寿退社をするわけなんだけど、その本を見て、ここで働きたいって次のイケてるパティシエが入社してきてくれた。

その時に、あの本出して最高に嬉しかった瞬間。
もう面接なんていらない!採用!という気分。

ボクは本を読むのが好きで、飲食業の中では割と読書するほうだと思う。

唯一チェックしてないページの「あとがき」
そこで「今回の出版には、大橋さんの行動力がなければ〜」的なね、そういうのあるかな〜と思って、緊張して本になってから見た。

…ないよね。

俺の名前なんて。いいの期待してないから(இɷஇ )

結果だけいうと、1年間満席。
出版社さんにも嘘ついた事にならなくてよかった。

でも、個人的に感覚では1年間限定だから埋まった。
あれを継続していく経営スキルは、ボクにはなかった。

調べて見たらまだあった。

デザートコースの項目がないから、お菓子のランキングに入ってしまい上位進出できなかったけど、ボクはTIRPSEを抜いたら、絶対におもろい!って思ってやってたんですけどね。。。

パティシエさんの新しい1個のやり方は見せられた気がしてる。
レストランの新しい1個のやり方は見せられた気がしてる。

胃も痛いし、頭も痛いし、心臓も痛くなる。
自分は、そんな感じでしたけどね。

リンクを貼るようになるなんて、noteスキルが向上してます⤴️


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