ワイン勉強してみよっかなって人が覗く所(シャルドネとシャンパーニュ)
おーはし: いきなりですがシャンパーニュって、ピノノワール、ピノムニエとシャルドネの3種類のブドウだけしか使えないって法律で決まってます!
あなた: へ??使えません??法律で??
おーはし: はい!3種類のブドウ(で造るワイン)をブレンドして作るんです!
(この辺は、いつかのシャンパーニュ特集で深めましょう)
さて!
シャンパーニュは各メゾン(ブランド)が、掲げるスタイルや目指す味わいを狙ってブレンド比率を変えます
常々「ん?」ってなりますよね。ピンとこない。
こういう時に諦めたくなる気持ち、わかるー
ブドウを搾って発酵させたらワインじゃないの?って
でもさ、考えてみてくださいよ
モエシャンドンとかヴーヴクリコって、基本的に味が一緒じゃないっすか
(↑ちなみに、昔より完全に美味しくなってるんですよ)
メゾンのスタイル。
それを守るために、あの味を目指すためにブドウ(で造るワイン)を混ぜる
「アッサンブラージュ」って言葉を使ったりするんだけど、この辺もいつかのシャンパーニュ特集行きですね
ブレンドの詳細は公表されていないことが多くて、一般的にこんくらいって言われてます(諸説あり)
モエ・エ・シャンドン(Moët & Chandon) ブリュット・アンペリアル: シャルドネ30~40%
ヴーヴ・クリコ(Veuve Clicquot) イエローラベル: シャルドネ28~35%
テタンジェ(Taittinger) ブリュット・レゼルヴ: シャルドネ40%
ボランジェ(Bollinger) スペシャル・キュヴェ: シャルドネ25%
シャルドネ100%で造られるシャンパーニュもあって、それはミネラル感(これも、ピンとこないよね)と酸味が印象的なやつ
その状況であなたがいう一言はこちら
「ブラン・ド・ブランですね」
ブラン・ド・ブラン...聞いたことある人、います?
いてもいなくても、この言葉の意味、伝えます。
「Blanc de Blancs」
「白い土壌(Blanc)で育つ白ぶどう(Blancs)」ここで大事なのが、ブドウは複数形なので(s)が付くこと!
ラベルにもそう書いてる!
1. 土壌(Blanc)
シャンパーニュ地方の多くの畑は、石灰質(チョーク)土壌に覆われており、土が白く見える。
この白い土壌が、ブドウに独特のミネラル感や酸味を与えると考えられてる
2. 白ぶどう(Blancs)
「Blanc de Blancs」の「Blancs」は複数形で、ブドウの実たち
ただ、歴史的には他の白ぶどう(ピノ・ブランやピノ・グリなど)が使われた可能性もあり、「白いブドウたちで作った」という意味の「複数形」の名残があるとも(諸説あり)
「白ぶどう(シャルドネ)」が「白い土壌(石灰質)」で育った、シャンパーニュのテロワールそのものってこった!!
「ブラン・ド・ブラン」
こんくらいの文字数が読みやすいっすね。
暑い時にキリッと冷やしたシャンパン飲むのも、美味いけど
窓あけて冬の空気を取り込んで軽く部屋を冷やして
ちょっと冷えたシャンパン飲むのも味がしっかり感じて粋で旨いってもんさ