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【世界の美味しい食べ物】アイルランドin戸越銀座

ちょっとどう説明したら良いか分からない、これぞ異国料理の店!!という場所でした。
食だけでなく異文化理解のための場所として機能していて、スタッフでもある画家の方のアイルランドの風景画も飾ってある&販売していて、エコシステムと言ったら良いのか、何役も果たしている場所でした。
長くなるかもしれませんが読んでもらえると嬉しいです。

暫く海外に行けないので、近場で海外を楽しむことにしたシリーズ第6弾はアイルランド!

アイルランド料理って?

アイルランドはイギリスの西側に位置する人口490万人の北海道より少し広いくらいの国で、公用語はアイルランド語と英語、首都はダブリン。

Netflixオリジナルドラマ、クラウンの中でも時々アイルランド関係のシーンが出てくるので、どんよりした天気の国というイメージはあった。

そしてアイルランドのイメージといえばビール。ギネスビール。
アメリカ、特にニューヨークでは3月にあるアイルランドのお祭りの日セント・パトリックスデーを盛大にお祝いする。みんな緑の服を着てアイリッシュパブでビールを飲んで酔っ払う日。一度運悪く?遭遇してしまい、5番街が通れず大変だった。
シカゴは川が緑になるそうで。

そんなこんなで、食のイメージはあまりなかったのだけど、主食はジャガイモとパンとのこと。キャベツやタマネギ(これはこの間の北欧料理と緯度を考えると同じ理由かな)や、タラ、サーモン、カキなどの水産資源も豊富。
伝統的な家庭料理はシチューやラムのローストらしい。寒い国の家庭料理って感じで想像しただけでちょっとあったまる。

戸越銀座のアイルランド料理:巨人のシチューハウス

巨人のシチューハウスとは中々インパクトのある名前だし、戸越銀座というのがまた絶妙。
大崎駅から住宅街を歩いて10分くらいすると商店街にあたって、現れた今日の目的地!

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3連休中日の18:00で予約して行ったのだけど、もう既にお客さんが数組いて賑わっている。
小さいお店だけどアットホームで素敵な雰囲気。

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注文したのは
・シチュー、サイド、ドリンクの1,600円くらいのセット2つ
・ソーセージ盛り合わせサラダ付き1,600円くらい

セットは中身が選べる式だったので、↓の2つの組み合わせでオーダー
・シチュー:季節限定パンプキン、
 サイド:じゃがいものパンケーキ的なの、
 ドリンク:バニラアーモンドのアイリッシュコーヒーウィスキー入り
・シチュー:アイリッシュラムシチュー、
 サイド:マッシュポテト、
 ドリンク:ミックススパイスのアイリッシュコーヒー(ウィスキー無しでオーダー)

いざ、アイルランド料理

ソーセージ盛り合わせは20分くらい時間が掛かるとのことで、待っていると先に来たのがシチューセット!

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マッシュポテトは形がしっかり残っていて、素朴な味。アメリカとかであるような、原形留めてなくてクリーミーなタイプではなく、少し塩気があるくらいであとはじゃがいもの美味しい味。
じゃがいものパンケーキ(名前忘れた...)は、パンケーキって感じの味で、シチューと一緒に食べると美味しい。
ラムのシチューはお肉が柔らかく崩れるくらい煮込んであって、とても美味しい。

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パンプキンのシチューはかぼちゃが濃厚。こっちもお肉はとても柔らかい。
手前にあるのはソーダパン。イースト菌の代わりに重曹(ソーダ)を使って膨らませたパンらしい。
もっちりというよりはサクサクで、ちょっとスコーンに近いような食感。軽くて食べやすい。

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ちょっとお腹がいっぱいになってきた頃にソーセージ登場。
ソーセージは2種類選べたので、ギネスソーセージ(ビールが入ってるのかな?)と、オーツソーセージに。
どちらも美味しかったんだけど、ギネスの方はちょっとクセがある感じ。
そしてどちらも今まで食べたことのあるソーセージとは違う、”肉が詰まってる”感があって食べ応えがすごい。
あとサラダも美味しかった。チーズが入ったコールスローのイメージ?

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最後は食後のアイリッシュコーヒー
マルタに行った時もホットドリンクがこのグラスで出てきたんだけど、ヨーロッパでは一般的なのかな。
シナモンやクローブなどのスパイスが効いてるとのことで、スパイスたっぷりチャイティー好きとしてはたまらない美味しさ。
あと、上のクリームが冷たくて美味しかった。
旦那さん注文のウィスキー入りは結構ウィスキー主張強めだった。

待ち時間は異文化理解の時間

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注文し終わったら店員さんが持ってきてくれたこの手作りブック。
巨人のシチューハウスのオープン経緯から、アイルランドの文化、有名人、アイルランド語講座まで入っていて、料理を注文したことを忘れてしまう読み応え。
店員さんがとても親切な女性だったのだけど、この方美大で日本画専攻だったらしく(これもその手作りブックに書かれてた情報)、店内の絵も彼女作。販売もしている。メニューの絵も彼女作。
アイルランドの魅力に取りつかれた方らしく、好きなことを集めて仕事にしたような場所だと思うとちょっと羨ましい。

そしてとても余談なのだけど、手作りブックにあったアイルランド語講座、酔っ払いのアイルランド語、誤植かと思うレベルの多さ笑
さすがビールのアイルランドと言いたいけど、これはちょっと違いを教えてもらわないと納得できないレベル笑
単純に方言なのか、酔っ払い度によって使い分けられてるのか...笑
いつか知りたい...

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巨人のシチューハウス、こんなところに?という場所だったけど、料理も雰囲気も期待以上のお店でした。
アイルランドといえばアイリッシュパブ、特にHUBのイメージだったけど、脳内イメージが美味しい料理に書き換えられたので、機会があればまた行きたい。

巨人のシチューハウス
東京都品川区豊町1丁目3−11
大崎駅から徒歩10分くらい

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