劇的展開がないからこそ、苦しい部分ってあるよね
6月18日。
今日受ける予定だった就職試験は、パニック発作が最近増えたことが理由で(ということにして)(事実ではあるけど)、行かなかった。お洋服を買った。
松井玲奈さんの書く文章が好きで。
といってもまだ、2作目を読み終えたばかりだけどね。
ミステリ好きのわたしは、不穏な空気を事件勃発!劇的展開!に紐付けちゃうけど、現実ってそんなことほとんどないじゃん。
ほら、「失恋しても会社には行かなきゃならないし、いつかお腹もすく」みたいなこと言うじゃない。そういう感じ。
人生に汚点があっても、それを消化しきれていなくても、時間が来れば明日になるし、
現に今日だって、あと数十分後には明日になるし。
それって意外と苦しいんじゃないの。
なにか事件が起きてしまうよりもずっと。
人生に絶望したときに松井さんの文章に触れると、一度静かに海の底に沈められる。
でも、海面から顔を出せたときに、しょうがないけど生きようなーーーーみたいな、そういう、失望ではない諦めを心に植え付けてくれる。気がする。
累々。
今度は一気読みで、彼女(ら)の人生に触れたい。
今日買ったのはTシャツとワンピースなんだけどさ、めっちゃ可愛いの。ほんとうに。めっちゃ。
夏なのに好きな人すらいないなんて!と嘆きたくなりながらも、私だけのためにかわいい服を着られる高揚感は抑えきれない。
今日も暑かったし、しばらく晴れが続くみたいだね。私晴れって大好き。
ねむいね、おやすみなさい。