不動産のリモートワークは可能なのか?後半
みなさんこんちは
不動産営業マンです!
前回のお話は不動産のリモートワークは可能なのか?についての、不動産仲介の簡単な仕事の流れをご説明しました。
今回はとある不動産営業マンの方にご協力をいただき、リモートワークと兼用されている方のお話をしてみたいと思います。
前回のお話で①〜④の工程で進めている流れは一緒でした。
①物件入稿(集客)②ヒアリング物件提案③内見④契約
それでは①〜④をどのように行っているかを説明します。
①物件入稿(集客)
これは完全リモートで可能だと不動産営業マンの方は言っていました。
自宅やカフェなどでも物件の情報を各ポータルサイトへ入稿していく作業をおこなったり、物件情報をSNSなどに掲載していく作業な為、難しいことではないと言っていましたね。
一部、物件入稿には写真を撮りにいくなど行っている会社さんなどでは難しい可能性はあります。
②ヒアリング物件提案は完全リモートで行うのは可能ではあるが、誰でもできる仕事ではなく、ここに営業マンの力量の差が最も出るところであるからリモートで行う事はマイナスでしかないと言っていました。
最近では海外のオーナーさんや法人さんなど「ようは誰がやっても対して結果の変わらない接客」ではzoomや電話ヒアリングなどで完結する部分は多いと思いますが、今回は不動産仲介のお話のため、リモートワークでの対応はマイナスでしかないと言っていました。
そりゃた人間、顔を見てしっかり相手と話さないと相手の気持ちはわからないですよね。
結論はリモートワーク可能だが圧倒的な差が出ると思います。
③内見
これも同様にリモートワーク可能だがリモートワークで行うものではないという事でした。
従来はオンライン内見などという不動産屋さんが代わりに見に行って動画を送ったり、中には同席せずに勝手に見に行ってきてくださいのスタンスで、お客様だけで内見をさせる業者もいるようです。
コロナ禍という事を逆手に取った方法ですね。
これは単純にマイナス面を隠せる、経費削減、時間効率も良い、など商売側にはメリットかありません。
当然お客様にはデメリットとしかありません。
強いてあげれば、人と会わなくて済むから面倒なやり取りをしなくて済む。自分の好きな時間で内見ができる。とかでしょうか?
それならば内見したところ不動産屋はなにも変わらないよ笑と思っています。自己満を満たすだけですね(それをサービスともいいます)
それでもいいと言うお客様の際はリモートワークによる遠隔対応でも可能だと思います。
結論はリモートワーク可能だがマイナス面なども見つけらないのでお客様のためにならない。
④契約
これは完全リモート可能だと不動産営業マンは言っていました。
契約で行う事は、契約金の支払い、火災保険の手続き、契約書の署名捺印などがあります。
その業務のほとんどがお客様が執り行うもので、郵送対応や、オンラインによるIT重説といった不動産の主任者により重要事項説明書の読み合わせがオンライン上で行われていることも多いようです。
最近は印鑑レスも増えてきているので、不動産業界もいずれは印鑑レスになるでしょうね。
結論はリモートワークなどでも可能だということでした。
ご協力いただきました、不動産営業マンさんありがとうございました。
どうでしたか?
この様に話を聞いてみると、実際に不可能ではないですが、良い買い物をするという点ではやはり実際に足を運んで担当者としっかりと打ち合わせや自分の希望を伝えて、自分の目でしっかり物件を見る事をオススメします!
不動産の見えない業務や契約など誰がやっても変わらないものなどはリモートや人を選ばないと思いますが、大きい買い物だけに慎重に自分の知らない話なども、沢山聞けると思うので、是非時間を使って物件探しをして欲しいと思いました。
今回はこの辺で
みなさんよろしくお願いします。