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【詩】憧憬

「憧憬」

晴れた五月の中
湖の淵の木漏れ陽の差す道を
歩く人

斑な影を背中に映して
黙々と歩く

鬱蒼とした緑の中の
一本道

湖に沿って孤を描いている
深い色の水

木漏れ陽の差す道を
ただ、歩く人

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