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【詩】ルーティン

「ルーティン」

太陽が眩しすぎて
ヒマワリも項垂れている
蝉が大音量で共鳴して煩い
風に帽子が飛ばされないように
身構えて歩く白い夏の中

汗でベタつくTシャツを脱いで
石鹸の泡で全身を包み
熱いシャワーを浴びれば
取り憑いていた亡霊達も
排水溝に流されていく

頼りない自律神経のせいで
体温が調節ができず
エアコンを付けたり消したりして
夜もしっかり眠れないまま
また、暑苦しい朝を迎える

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