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【詩】懐古

「懐古」

時代は勝手に進んで行き
私は首根っこをつかまれて
引きづられている

前の景色は全く見えない
後ろの景色は美しい
遠ければ遠いほど

帰りたい
もう一度、あの場所へ

人影は塊になって
何も疑わずに
前へ前へと進んでいるのに

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