![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/30903965/rectangle_large_type_2_c678cffcd632cc6508aa0e9e6a7ec357.jpeg?width=1200)
会えなくなって初めて気づいた
数か月前、コロナの感染拡大で、スーパーからいろんなものが消えた。
たこ焼き粉もその1つ。
小麦粉もお好み焼き粉も消えた。
(現在、近所のスーパーは品ぞろえはコロナ以前に戻っています)
これには困った。
なぜなら関西出身の私は、2週間に1回はたこ焼きを食べたくなるからだ。週末、「料理面倒だね、今夜は何にする?」となると、大抵たこ焼きが選択肢に上がる。冬は鍋に押され気味だが。
あるとき、普段通りたこ焼き粉を買いにいったら、棚はすっからかんだった。
「あれ?今日は売り切れか。」
その時は、その日限りのことだと思っていた。だって、ここは横浜。たこ焼き粉がそんなにいきなり人気がでるとは思えない。しかし、次の日も、その次の日も、いつスーパーに行っても棚はガラガラ。
「これは・・・!コロナの影響か・・・!」
とやっと気づいた。しばらくはたこ焼きは食べられないだろう。そう思えば思うほど、たこ焼きが食べたくなった。
スーパーに行く度、かすかな望みをかけて棚を確認する。がっくりする。その繰り返しだった。そして、がっくりしながら、自分の中のたこ焼きの存在の大きさに驚いた。
私にとってたこ焼きってこんなに大事やったんや…。
たこ焼きといえば大阪。私は兵庫県出身なので、たこ焼きってそんなに自分にとって大事な食べ物だという意識はない。どちらかと言えば、お好み焼きのほうが好きだ。たこ焼き…たしかに好きだけど、自分にとってこんなに大切な存在だなんて今まできづかなかったよ…(恋かいな)。
改めて考えてみると、兵庫県とは言っても、私の地元は西宮。ちょうど大阪(大阪駅)と神戸(三ノ宮駅)の中間あたり、大阪まで電車で10分くらいという距離なので大阪に対する親近感はかなりある。地元にいた頃は、買い物にく場所と言えば、梅田駅だった。
いつのまにかたこ焼きは、私にとって定期的に摂取しないと禁断症状を覚えるソウルフードになっていたのか!
と、困っているところで、西宮の実家からたこ焼き粉が送られてきた。いろいろ探して見つけたらしい。あぁ!ついに久しぶりのたこ焼き…!
冷静になって考えると
スーパーの品揃えが普段通りに戻った今、冷静になってみて思うことがある。
もしや、たこやき粉ってなくてもたこ焼き作れるんちゃう‥?
今まで「たこ焼き=たこ焼き粉必須」と思ってきたけど、いや、そんなことないよな、たぶん?
そう思ってネットで調べると、やっぱりたこ焼きのレシピがある。そっかそっか、作れたか、作ればよかったんかぁ。今度作ろー。
アラフォーの固い頭はダメですね、もっと柔らかくしきゃ。酢の物食べます。