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幼稚園のお遊戯会が中止と知った次男の反応
4月から年長になった次男。
幼稚園からお知らせが届いた。
7月のリズム会は中止だそうだ。リズム会というのは、歌ったり、踊ったりするお遊戯会。
それはそうだよね。
全園児がホールに集まって、親や祖父母が見に来たら密だもんね。
次男に伝えた。
「リズム会中止だって。」
次男は表情変わらず。
「ふーん。でもさ、なんで歌ったり踊ったりするの?」
私。
「そもそもなんで、リズム会をするのかってこと?」
次男。
「うん。ぼく、したくない。」
そうなのだ。次男はそもそもお遊戯会が好きではない。
その存在意義が分からないらしい。
これまでにも「なんで歌ったり踊ったりしなくてはいけないのか?」と、聞かれたことがある。
実のところ、これには、私もまったく同感だ。
お遊戯会の1か月前から練習ばかりになるし、当日は、決められた動きをしなければいけないし、出番がないときは子供たちは控室で長く待たされるし、保護者は早朝から席をとるし。これってどうなのか?必要?
私自身も、小さい頃から「お遊戯会・運動会・音楽会」等の行事が好きではなかった。次男同様、存在意義が良く分からないし、納得できなかったからだ。みんなで行進の練習をするくらいなら、好きな本を読んでいたかった。
なので、次男の質問にもうまく答えられない。
「なんでだろうね?」と返すことしか。
こんな私だから、次男もそう感じるようになっちゃったのかな。ほんとうは、これからたくさんある学校の行事を楽しむことができれば、それが一番いいのかもしれない。行事の度に「なんでするのか?」「必要なのか?」と考えだすと苦しくなるかもしれない。
でも一方で、集団でお約束のとおりになにかをやらされるということに、疑問を感じる人であってほしいとも思う。でもそれって、生きにくい?
うーん、もやもやするね。
そんな次男との会話だった。
どんな人になるのやら。