QBハウス初体験記
物心ついた時から、一般的に女子が好きだと考えられていることが、好きではない。
たとえば、こういうもの。
・買い物
・服
・化粧
・髪型
・美容院
・記念日
・共感だけの相づち
結婚・出産を経て、こういうものに対する私の関心は、ただでさえないに等しかったのだけど、さらに下がって、なくなった。
とはいえ、外にでる仕事をしているし、子供の用事で学校にも行くし、買い物もする。どうしても日々、誰かしらの目にさらされる生活なので、まったく身だしなみに無関心であることは許されない（はぁ）。最低限の清潔感は大切だ。
一方、繰り返しになるが、私はどうしてもこういった類のことは好きではないので、かける時間は最低限にしたい。
ぐだぐだと前置きが長くなってしまった。
つまり、なにが言いたいかというと、昨日、生まれて初めて「QBハウス」に行ったという話。
美容院に行かなくなった
美容院にいかなくなってどれくらい経つだろう。
以前は月１回くらいで美容院に行っていた。私は子供の頃からわりと白髪があるので、こまめにカラーする必要があり、どうしても月１回の頻度は外せない。
ただ、美容院に通いながらも「時間の無駄だなぁ」「この２時間でできることたくさんあるよなぁ」とモヤモヤした想いを抱えていた。
美容院は「日頃頑張っている自分へのご褒美」「癒し」と、好んで行く人もいるだろうし、そういう人のほうが多いかもしれない。私ももちろん癒されるしリラックスもできるのだけど、そのプラスがマイナスになるくらい、「時間の無駄」との想いが頭の中にムクムクとわいてきて、だんだん大きくなってしまって耐えられなくなり、ある時を境にぱったり行かなくなってしまった。
美容院に行かなくなって困ること：カラーどうする？
では、どうしているか？
カラーリングは、近所のカラーリング専門店に行くようになった。HPで予約、カラーのみ対応、最後のブローは自分。ラーメン屋みたいに、入店したら券売機で券を買う。スタッフさんはテキパキ動き、すべてが無駄のないようシステマティックになっている。
はじめてこの店の存在を知り、利用した時、目が覚める思いだった。
「なんで今まで美容院行ってたんやろ…これで十分やん！しゃべらんでいいし、好きなようにブローできるし（←面倒で実は半乾きで帰っている）、最低限の時間で効率的！もうこれ一択やで！」
というわけで、カラーはこれでOKなのだけど、まだ問題が残っている。
そう、カットですよね。
美容院に行かなくなって困ること：カットどうする？
自分で切るのはリスクが高い。しかしそろそろシャンプーやらブローが面倒になってきた。美容院に行かなくなって半年以上、そろそろカットしたい。
悩んだ結果、QBハウスにいくことにした。QBハウスというのは、10分くらいでササッとカットだけしてくれるカット専門店。男性やショートの人は使ったことがある人も多いのではないだろうか。
QBハウスは誰でも利用可能（一応口コミも調べた）。そうはいっても、実際は男性の利用者が多いので、入るのは少し勇気がいる。女性専門のカットだけしてくれる店を探してみたけど、見つけられなかった。腹をくくるしかない。
勇気を出してQBハウスに足を踏み入れるか、「これって無駄ちゃう？」とモヤモヤした想いを抱えて美容院で過ごすか、２つに１つかなのだ。
結果、昨日、私はQBハウス初体験をやり遂げた。私みたいな人のために短い体験記を書いておこう。
入店後、券売機で券を買う。キャッシュレスで便利。私は空いた席に勝手に座ったのだけど「すみません、この席に」とスタッフさんに声をかけられて移動した。言われるまで気づかなかったけど、よく見ると壁には番号が貼ってある。待っている順番通りに、番号の下に詰めて座るらしい。知らんかった。１番の人が呼ばれていなくなると、１席つめる。
呼ばれたら席に座り、要望を伝えたら後は待つだけ。リラックスしすぎてウトウトしてしまった。
20分くらい？で終了。早くていい。仕上がりは？申し分ない。十分！
入店するのにちょっと躊躇したけど、最低限の時間で済むし、仕上がりも問題ないし、最後の髪吸い掃除機も妙に気持ちいいし、今後はカットはQBハウスにしようと思う。ただ、毎回新しいところだと緊張するので、利用してよかった店をリピートすることにする。今回のお店は良かったけど、最寄りではないので、次回は最寄りのQBハウスを利用する予定。
ちなみに、たくさん待っている人がいると緊張する人は、事前にHPで現在の待ち人数をチェックしていくといい。人通りが少ない立地のお店だとそこまで混むことはないのではないんじゃないかな。私は今回、横浜駅のQBハウスを利用した。入った時は１人しか待っていなかったけど、後からぞろぞろ来て６人くらい待っていたので横浜駅は混むのかも。
まとめ
というわけで、私が今後の人生で美容院を利用する可能性はほぼゼロになった。なんて便利な世の中だろう。なんでもかんでもタイパ重視は問題だけど、私にとっては髪のカットとカラーはタイパが最重要。それに応えてくれるサービスがある今の日本に感謝！