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学習ドリルレビュー《国語》「出口汪の論理シリーズ」
今回は国語についてです。
国語では、一貫して「論理的に解く」ことを重視してきました。いろいろ探した結果、出口汪さんの論理国語シリーズがいいなと感じたので、3人ともに使ってきました。
出口汪さんは、国語の先生なんだろうというのは前々から知っていたのですが、今回、改めて調べて見ると、代々木ゼミナールや東進ハイスクールで教鞭をとってこられた現代文のカリスマ講師、ということでした。なるほど~。
小学生向けに複数出されているのですが、我が家が使った順番に紹介します。
はじめての論理国語
【使った時期】長男:小1~小3 長女:年長~継続中 次男:年長~継続中
【おすすめ度】★★★★★
【内容】
問題集というより、教科書的な感じで、論理的に文章を読み解くポイントがまとめられています。小学1年生~6年生まで、各学年1冊ずつ。
【感想】
文字が大きく、シンプルで分かりやすいと思います。キャラクターが登場して解説してくれるので、子供には親しみやすいかな。これで、文章を論理的に考えるメソッドを大体頭に入れた後、次に続く問題集で解く練習をしました。
出口汪の日本語論理トレーニング 論理エンジンJr.
【使った時期】長男:小1~小3 長女:年長~継続中 次男:年長~継続中
【おすすめ度】★★★★★
【内容】
次に使ったのがこのドリル。「はじめての論理国語」で勉強した内容を短い文で練習するといった感じです。各学年ごとに「基礎編」→「習熟編」→「応用編」の3冊で完成するようになっています。
【感想】
薄くて文字が大きいので、気軽に取り組めます。ちょっとずつステップアップするのはいいなと思います。
ちょっと多いので、全部は載せていませんが、3冊×6学年=18冊あります。
これが終わった後のドリルはこちら。
論理エンジン
【使った時期】長男:小1~小3 長女:年長~継続中 次男:年長~継続中
【おすすめ度】★★★★★
【内容】
もっと長い文章が出てきて、いよいよ文章読解といった感じです。長文の後、設問が複数続きます。
【感想】
長男は、予習シリーズが始まるまでの小3まで使いました。長女は、中学受験はしないので、ちょうど先日小4の論理エンジンが終わったところです。
我が家は使っていませんが、小4からは読解・作文トレーニングのシリーズもあります。長男と長女は作文が嫌いだったので…。次男もたぶん嫌いかも。
基本的に国語の勉強は、今回紹介した出口シリーズを、上記の順番に進めていきます。ただ、論理的に解く問題集ばかりだと疲れてくるので、1冊終わると、もっと軽い問題集をやってから、出口シリーズをやる、というふうにやっています。軽い問題集というのは、読み物として楽しめるもの。たとえば、「おはなしドリル」とか「サバイバルシリーズドリル」とか。子供が好きなものでいいと思います。
具体的にはこんな感じで、交互にしています。たとえば、1年生なら、
「はじめての論理国語 小学1年生」
↓
子供が好きそうなドリル(目的とか効果は気にしない。)
↓
「出口汪の日本語論理トレーニング 論理エンジンJr. 小学1年生 基礎編」
↓
子供が好きそうなドリル(目的とか効果は気にしない。)
↓
「出口汪の日本語論理トレーニング 論理エンジンJr. 小学1年生 習熟編」
↓
子供が好きそうなドリル(目的とか効果は気にしない。)
↓
「出口汪の日本語論理トレーニング 論理エンジンJr. 小学1年生 応用編」
↓
子供が好きそうなドリル(目的とか効果は気にしない。)
↓
「論理エンジン 小学1年生」
ここまでいったら、次の学年に入ります。こんな感じです。
当たり前ですが、国語の力は問題集だけでつきません。むしろ、ドリル以外の勉強のほうがメインかもしれません。ドリルを使う場合の、わがやのおすすめを今回紹介したということです。
他にも国語のドリルって、〇〇式とかありますよね。実際に書店で中身をみて、子供が好きそうなもの、親が教えやすそうなものを選べばいいと思います。私は、この出口シリーズが一番分かりやすく、しっくりきたので、選びました。子供が楽しくできることが一番です。