未来への名言200「緊急時に優しくしたことで謝らなければいけないなら、ここは私の国ではない。」(アンゲラ・メルケル)

2021年12月8日にドイツのメルケル首相が16年間の任期を終えて退任しました。

メルケル首相は2011年に深刻化した欧州債務危機や2015年のシリア内戦での難民危機を切り抜け、「欧州の恩人」とも言われています。

100万人近い難民をドイツが引き取るという構想は、国全体から批判を浴びましたが「Wir schaffen das!(私たちにはできる)」というキャッチフレーズでみんなを鼓舞し難局を乗り切るだけでなくドイツの社会問題であった人口の高齢化問題も解決してしまいました。

退任式で

「みなさんには、他人の目で世界を見ることを忘れないでほしい」

という言葉を残しました。

思いやりや優しさ、誰かを助けるということの価値は世界共通なんですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?