PdM業と育児の両立どうしてる?ママ同士で対談してみた!
こんにちは、ヤプリでプロダクトマネージャー(以下、PdM)をやっております小野田(@onyoda3)です。最近すっかり寒くなってきましたが、湯たんぽと一緒に寝ることで日々幸せを感じています。
さて、私事ですが、今年の1月に第一子を出産し、8月から職場に復帰して4ヶ月が経ちました。仕事と育児の両立を模索する日々は、忙しくもとても充実しています!
そんな中、アドベントカレンダー執筆の話をいただきました。せっかくなので、育児と仕事の両立を目指したい社内外の方に参考になればと思い、同じく今年1月に出産し、現在0歳児と5歳児の育児をされているママ上司の増渕さんと対談することにしました。
小野田:増渕さん本日はよろしくお願いします!話したいことリストはAIに相談して作ってきました。
増渕:よろしくお願いします!このリスト優秀ですね、足したいことがあまり見つからなかったです(笑)
日々のスケジュールの工夫
小野田:まずは日々のスケジュールからいきましょう!我が家は“日替わりワンオペ制”を採用しています。例えば私がオーナーの日は、夜泣きの対応から始まり、保育園の準備と送り迎え、ご飯やお風呂、寝かしつけまでを一人でこなしています。その日は仕事時間を短縮しますが、夫が担当の日は逆に私はフルで仕事に集中できる感じですね。
増渕:えー、面白いですね!
小野田:夫がSNSでアイデアを見つけてきて提案してくれたんですけど、勤務の前後に育児をするのが重過ぎて、最初はめっちゃ病んでました。ただ慣れたら最高で、オーナーじゃない日は仕事も思いっきりできるし、飲み会にも行けるのがありがたいです(笑)
増渕:うちは夫が朝起きてから保育園の送りまでを担当し、私は夕方以降を担当しています。夫の仕事は融通がききにくい部分もあるので、できる範囲で負担を分ける形ですね。
小野田:なるほど〜固定分担だと毎日のスケジュールが安定しそうでいいですね!
増渕:そうですね!ただ、夫が出張の週などはすべて私が担当するので、そのときは週末に作り置きを頑張ったりとかしています。夫も掃除とかゴミ捨てとか、積極的にやってくれているのを感じています(笑)
小野田:ちなみに今の形に至るまでの紆余曲折とかはあったんですか?
増渕:割と最初からこの形だったかも。どちらかが朝も夜も担当するとなると働く時間が取れなくなっちゃうので、夫と話してこの形にしました。
小野田:共働き夫婦でお互い仕事もしっかりしたい!って場合だと夫との連携は必須ですね!
便利家電と外部リソース
小野田:外部サービスって活用されてます?うちはこの前初めて家事代行をスポット利用してみて、定期利用はちょっと検討中です。
増渕:我が家は外部サービスはあんまりですね〜。便利家電は積極的に導入していて、お掃除ロボ・洗濯乾燥機・食洗機・ホットクック・電気圧力鍋・蒸し器があります!
小野田:料理部門強い!どんな感じで活用されてるんですか?
増渕:始業前に材料を切っておいて、終業後にセットしてボタンをポチッと押して保育園にお迎えに行って、帰ってきたらご飯ができているみたいな感じですね。
小野田:すごい、お手本のような活用方法!うちはまだ食洗機と洗濯乾燥機だけですね〜次はお掃除ロボが気になってます。
増渕:お掃除ロボいいですよ!明け方にお掃除してくれるように設定しています。ただロボが通れる高さや導線は確保する必要があるので、寝る前にそれなりに片付けをする必要はありますね。
小野田:それ聞きますね!ロボのためにある程度は人間が綺麗にしないといけないと(笑)。
特に難しかった時期や出来事とその乗り越え方
小野田:今、一番大変なのは夜泣きですね。担当の日は夜泣き対応を一人でやるので、睡眠時間がなかなか取れないこともあって、翌日が辛いですね。
増渕:うちも今、0歳の子が夜泣きの真っ最中で。全員同じ寝室なので、夜泣きすると全員に影響があって、ちょっと悩み中ですね。上の子があまり起きないのが救いなのですが。
小野田:同室だと大変ですよね…うちはワンオペじゃない人は別室で寝て、隔日でしっかり休めるようにしていますね。
そういえば、2人目のお子さんが生まれて何か変わったりしました?
増渕:働き方や生活には意外と変化はないかもですね。ご飯はたくさん作らないといけなくなりましたが…4歳差だと上の子が自分のことをある程度できるので、見守るだけでOKになってきたことも一つあると思います。
小野田:確かに、0歳児の今はとにかく全てのお世話をしないといけないですけど、そのうち自立しますもんね!
増渕:そうですね、下の子はかなりマイペースで、ご飯を掴んで投げたりとかしないのでそれもあって2人育児もなんとかなっています!上の子の時は、1歳前後は手づかみ食べをしたい欲が強くて。床にレジャーシートを敷いたり、腕のカバーをつけたり、色々対策をする必要があって大変でした!
小野田:子どもによって全然違うの、感動しますね(笑)そういえばパパママたちの情報交換Slackチャンネルの「#talk-papa-mama」でもちょうどそんな話をしてましたね!
社内での情報交換
小野田:「#talk-papa-mama」は本当に参考にさせてもらってます!この前は離乳食で盛り上がってましたね。保活(子どもを保育園に入れるための活動)に関する神スレが好きで、カスタマーサクセスの市川さんの発言に感動しました。
増渕:素敵ですね、いいパパすぎる…!
小野田:皆さんが保育園を選ぶ時に重視していたことを投稿してくれたので、これを参考に自分で質問リスト作って、保育園の見学へ行きました。「子どもが歩けるようになると、歩きたがるので登園が2倍かかることを念頭に選ぶ」「園グッズなど、どこまで手作りが必要か確認する」あたりはとても参考になりました!
増渕:私は行かせたい軸(縦軸)×通園時間(横軸)を付箋でマッピングして、提出する優先順位を決めましたね。
小野田:めちゃめちゃPdMやってる(笑)仕事が生きてますね、さすがです!他にも度々「#talk-papa-mama 」の情報には助けられてますね。もはや福利厚生。
増渕:わかります(笑)その辺を包み隠さずみんなでシェアしようっていう社風もいい感じですよね。
小野田:ですね〜 開発企画のマネージャー&部長陣がみんなパパママなので、1on1の時につい育児トークが盛り上がりすぎて仕事の話があまりできなかった日もあります(笑)
lily制度
小野田:働き方支援制度の「lily制度」をはじめとした社内制度もかなり充実してますが、やっぱり復職一時金はありがたかったですね。
増渕:いいですよね〜私は「保活コンサルの補助制度」が助かりました!ギリギリまで仕事をしたかったのであまり保活に手をつけておらず、何からやっていいかわからなかったので。事前に下調べして、近い順のリストを作ってくれてありがたかったです!
小野田:助かりますよね!あとヤプリは部署によって出社勤務日が設定されていますが、子どもが0歳のうちはフルリモート勤務させてもらえるのも安心感がありますね。
増渕:私たちが復帰する際に労務に相談して、今は正式な制度になってますよ!今いるメンバーの状況や要望に合わせて、受け止めて検討してもらえたりするのはとても心強いですよね。
小野田:あとは「子の看護休暇」とか、「産前特別休暇」とかも活用してますね。妊娠中は健診などで休みが必要になりますし、自分はつわりも結構あったので、体調に合わせた働き方ができて助かりました。
育休中〜復帰後のキャッチアップ
増渕:復帰後の会社の状況は、月1開催の全社締め会・毎週月曜日の朝会の録画を見てキャッチアップしましたね。
小野田:基本的に全社会議は全部録画して社内メンバーであれば閲覧できるところに置いてあるので助かりますよね!そういえば育休中は社内アプリ「Yappli Hang Out(以下、YHO)」との距離感がちょうど良かったような気がします。
増渕:確かにYHOはラフに見れて良かったですね!追っておきたい情報があった時に、社用PCを開かずアプリだけでサッと確認できるのはいいなと思っていました。
PdMのキャリアにおける子育ての影響
小野田:増渕さんは保活の時にもPdMの優先度づけスキルを活用されていましたが、逆に子育てが仕事に生きたことってあります?
増渕:うーんなんだろう。子育てして、イヤイヤ期を経験すると、子どもに対しての忍耐力というか…「成長を待つか」というマインドが生まれたんですよね。仕事でも、メンバーにあれこれ指示するというよりは、「1回待ってみようかな」という親の視点というか、大らかさが出てきた感じがしますね。マネジメントっぽい話ですが。
小野田:いいですね!私はまだ育児歴1年未満で直接的なところはあんまりなのですが…子ども関連で今まで知らなかったサービスやアプリに出会えているのが刺激になってますね!こんなアプリあるんだ、運営会社調べてみよ、テックブログあるじゃん!みたいな(笑)
増渕:子ども関連の素敵なプロダクトも多いですもんね!わかります。
なぜPdMを続けるのか?
小野田:これは難しいところですが(笑)プロダクトが成長して、自分のやったこと以上にスケールしていく可能性を秘めているとこが好きなんですよね。自分が考えたことをプロダクトに落とし込んで、お客さまがたくさん使ってくれて、想像もしていなかったところまでいける、みたいな。PdMという仕事も好きだし、それをしている自分も好きなので、復帰の際に職種を変える、みたいなことはあまり考えなかったですね。
増渕:私もヤプリに入社して、1人目のPdMとしてYappliという製品を子どものように可愛がっていた部分もあったので、PdMを辞めようって思ったことってないんですよね。意思決定に関われるのがPdMの魅力だと思っていて、やっぱそこからは抜けたくないみたいな気持ちも強くて。同時に子育てもしっかりやりたい気持ちもあるから、いいとこ取りでうまいことやれる道を毎日模索してるっていう感じですね。
最後に
小野田:いろいろ話してきましたが…最後に読んでくれた方に何かメッセージはありますでしょうか!?
増渕:そうですね…ヤプリはパパママ社員も多いですし、キャリアと家庭の両立に悩んでも、フォローできる体制が整っているよ!と社内外にお伝えしたいですね。
小野田:いやーほんとそうですね。自分は社内向けメッセージですが、ちょっとでも子育てを考えている人がいたら、とりあえず「#talk-papa-mama」にこっそり入って覗いてみるといいよ!とお伝えしたいです!
というわけで、共感と発見の多い、とても充実した対談でした✨
ヤプリでは、一緒に働く仲間を募集しています。パパママの皆さんも、ぜひお話しましょう!