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”垣根を越え、強さを磨く” 法務グループの新たな挑戦 #ヤプリなひとびと

大森 絢介(おおもり けんすけ)経営管理部 法務グループ マネージャー
1社目でインターネット決済代行の企業に入社し、コーポレート全般を経験。その後IT企業で法務全般を経験し、産業機械を取り扱う商社を経て、2023年1月にヤプリへ入社。現在は法務グループのマネージャーに従事。

笹川 玲子(ささがわ れいこ)経営管理部 法務グループ
新卒でSBIホールディングスに入社し、海外ベンチャー企業への投資実務などに携わる。2018年にメルカリへ入社し、株式実務をメインにストックオプションや持株会などの管理運用を担当。2023年10月にヤプリへ入社。

共通点はお酒…!プライベートも充実させる、二人の素顔

ーまずは少しプライベートなところから...お二人が好きなことは?

大森:ゲームしたり漫画読んだり、お酒を飲むことが好きですね。

笹川:私はスポーツ観戦したり漫画読んだり、お酒をよく飲みますね。

ー漫画とお酒ががっつり被ってますね。(笑)

大森:はい。(笑) 笹川さんとは1on1でよく漫画の話をしますね。ちなみに最近好きなお酒は黒糖焼酎のロックです。

笹川:経営管理本部長の山戸さんも漫画好きなので、たまに話したりもしますね。ちなみにお酒は少し前まで米焼酎派だったんですが、最近は一周回って(?)ワインが手っ取り早いなと思っています。

大森:手っ取り早いとは。(笑)

異なる業界・キャリアを経て辿り着いた、ヤプリでの新しいチャレンジ

ーそんな共通点の多いお二人ですが、それぞれのキャリアを教えてください!

大森:1社目はインターネット決済代行・Webマーケティングの企業で、法務だけではなく総務・労務・人事・広報・情報セキュリティなど幅広い業務を担っていました。

笹川:一人法務というか一人コーポレートですね。

大森:はい。年末調整の業務はもちろん、入退職の手続きなども担当していました。当時は退職がかなり多いタイミングだったこともあり、なかなかハードな環境でしたね...。
その後、一人でやっていることが寂しくなってきて。(笑)

何かを相談できたり刺激をもらえるような同僚のいる環境に憧れて、モバイルコンテンツの配信やヘルスケア事業を展開する企業に入社し、十名程度の法務室に所属しました。そこでは契約法務やM&A、法律相談、社内研修、株主総会の運営など法務として幅広い経験をさせてもらいました。さらに事業も音楽・コミック・ヘルスケア・Fintech・ゲーム・地図・占いなどさまざまで、とてもやりがいがありましたね。

ー 一人とチーム、それぞれの法務を経験された後、次のキャリアは?

大森:産業機械を取り扱う専門商社に、一人法務として入社しました。
これまで経験してきたIT業界って”モノ”の売り買いがないじゃないですか。なので法務としても”モノ”の売り買いがない前提での頭の使い方なんですよね。
だからこそ、これまで経験してこなかった有体物を取り扱う会社に興味を持ち、法務として典型的な部分をやってみようと思ったのがきっかけです。
飛行機や自動車を作る機械、ビールやマヨネーズなどの液体を製造する設備など幅広く扱っていましたね。

ー幅広い業界・組織体制を経験されたんですね!続いて笹川さんは?

笹川:新卒でSBIホールディングスへ入社し、ファンドからのプライベートエクイティ投資のサポートや海外赴任者のサポート実務を経験しました。主にベンチャー投資を担当することが多かったのですが、投資先の事業そのものにはあまり関われない立場に少しずつ物足りなさのようなものを感じるようになってきて。ベンチャー企業でより幅広い経験のできる環境を目指し、メルカリに転職をしました。

ーメルカリではどのような業務を経験されたのですか?

笹川:株式実務をメインにストック・オプション(以下SO)や持株会などの管理運用を担当しました。具体的にはSOの全体のスケジュール管理や発行決議・開示資料の作成、行使手続きまで、実務からプロジェクトマネジメントに渡り一貫して経験させてもらいました。

ー株主総会のプロジェクトオーナーもされたとか...!

笹川:はい。上場以来、株主総会プロジェクトに従事し、コロナ時にはプロジェクトオーナーとしてオンラインとオフラインのハイブリッド型で2年連続実施しました。 会場手配や受付対応のロジ周りから、招集通知の作成・進捗管理、オンライン出席システムを踏まえた質疑応答の対応など、関連する複数部署と調整をしながら、多岐にわたってプロジェクトに関与できたことは大きな経験となりましたね。一方で、いわゆる法務ではなく株式実務に偏ったニッチな部分の経験が多かったので、キャリアとしてはちょっと中途半端になってしまうのではと悩んでいる部分もありました。

ー特に影響を受けたキャリアは?

大森:やっぱり1社目ですかね。一人でコーポレート全般を経験することで、それぞれの業務だけでなく、会社全体の構造や横の繋がりも理解することができました。当時はかなり厳しい環境でしたが、そこで培った「どぎつい」経験が今も活きているように思います。

笹川:今の仕事に影響しているのはやっぱりメルカリでの経験だと思います。一つは”効率化”を強く意識するようになりました。とにかく会社全体が効率化を重視していて、システムも前職から一気に変わったので、マインドが大きく変わったと思います。あとはチームの業務を配分したりマネジメント寄りの動きもして、今までとは違う視点を持つことができました。

ーヤプリへ入社した理由を教えてください

大森:まずはプロダクトとビジネスモデルですね。実は転職活動を始めるまでヤプリを知らなかったのですが、エージェントが最初にゴリ推ししてくれたんです。1社目のときはWEB制作のサービスが労働集約型だったこともあり、ノーコードでアプリを作れるって単純にすごいと思いました。
また、ストック型というビジネスモデルと圧倒的に低いチャーン率を見て”今後成長するしかないじゃん!”と感じましたね。

あとは選考で会った方たちの人柄にも惹かれました。面接では当時のCFOだった角田さんや人事部長の二宮さん、顧問弁護士の酒井貴徳先生(法律事務所LEACT)とお会いしました。顧問弁護士の方が面接に入るってなかなか珍しいなと思ったのですが、それだけ近い距離でお仕事をご一緒出来ることは光栄でしたし、チームの現状やこれからの課題等を色々お話しさせてもらって、まだまだ成熟していないチームの立ち上げを経験できるのはやりがいがあるなと。

また、選考とは別で法務グループのメンバー全員ともお話しできたので、チーム全体の雰囲気や会社のカルチャーも知った上で、最終的にヤプリへの入社を決めましたね。

笹川:私はタクシーCMなどでヤプリという名前は聞いたことがあって、メルカリからヤプリに転職された方もいたので、なんとなくは知っていました。実際に入社してみて、カルチャーも少し近かったり親和性があるなと感じています。

法務として転職活動をするにあたり、事業法務の分野は未経験だったので、選択肢は正直そこまで多くなかったんです。その中でも並行して何社か受けていましたが、どうしてもこれまでと同じ業務に偏ってしまうんですよね。
ヤプリはこれまでの経験も生かしつつ、法務として新しいことを学べる環境
だったので、あまり迷わなかったです!

ー迷わなかった!嬉しいですね。

笹川:あとは私も選考中にメンバー全員とお会いして、チームの楽しい雰囲気がダイレクトに伝わりました。あ、そういえば大森さんとの面接がすごく印象に残っているんですよ。

大森:え!(笑)

笹川:オンライン面接が始まる直前に、Zoomのアップデートが始まっちゃって。そのときはかなり焦ったんですが、少し開始が遅れても大森さんが優しくフォローしてくれたので安心しました。(笑)

大森:あの時、焦ってたんですか!? すごく落ち着いているように見えたので、志望度そこまで高くないのかなと心配になってました。

笹川:いやいや、平静を装ってました。(笑)

それぞれが新しい業務へチャレンジするフェーズを迎えた法務グループ

ー続いて、法務グループについて聞かせてください。グループのミッションは?

大森:私たちのミッションは「会社の利益を守る」ことです。法務の存在によってお客様との契約がうまくいったり、トラブルを未然に防ぐことによって経済的な損失を防いだり、会社の利益を守ることを意識して、業務に取り組んでいます。

ー体制についても教えてください!

大森:今月、新しい方が入社してくれたので、チームとしては6名になりました!
事業法務・機関法務・知的財産関係など、今はある程度業務や役割を分けているのですが、まさにここの垣根をなくしていきたいと思っていて、それぞれが新しい業務にチャレンジしているフェーズです。最近は笹川さんが契約書のレビューなどをしてくださっていますね。

笹川:はい!まさに新しくやりたかったことなのでやりがいを感じています。

ーずばり、どんなメンバーが多いですか?

大森:経歴は本当にバラバラですが、コミュニケーションが取りやすく、裏表のない人が多いと思います。そして自分の意見をしっかりと伝えられる人。

笹川:あとは飲み会の雰囲気が好きな人が多いです。(笑)

大森:たしかに!お酒を全く飲まないメンバーもいますが、飲み会では1番くらい盛り上げてくれますね。(笑)

ーそんなグループが大切にしていることは?

大森:一つは前向きに行動すること。当たり前ではありますが、主体的に仕事をすることがチーム全員できているので、マネージャーとしても非常に助かっています!

笹川:あとは、法務って関わる部署が多いので、社内で柔軟に連携を取ることも大切にしています。

ー他部署との連携を取る上で気をつけていることがあれば教えてください

大森:法務ってネガティブなことを言わなきゃいけない場面もあるんですよね。そういう時って伝え方が難しいですし、特に文面(Slack)だと冷たく見られてしまいがちなのですが、笹川さんはプレーンで伝わりやすい表現が上手だなと思っています。

笹川:あ、ありがとうございます!(笑)
私は分かりやすいワーディングと長くなりすぎない文章を常に心掛けていますね。一方でどうしてもちょっと堅い文章になってしまうのですが、大森さんはそこの抜け感?があってさすがだなといつも思っています。

大森:抜け感。(笑) ありがとうございます!

ーお二人が考える、ヤプリの法務の特徴は?

大森:法務グループ内での連携が特徴的で、毎日1時間、グループの相談時間を設けているので、何か困ったら相談できる環境があります。とは言え雑談もありますし、むしろ雑談の方が多い日もありますけど...(笑)、それもチームビルディングとして全然良いなと思ってますね。
とにかく気軽にチーム内で話し合い、どんなことでも相談できる環境だと思います。加えて、複数の顧問弁護士事務所や弁理士事務所など相談できる先が多いので、安心感を持って業務に取り組むことができるのは、推したいところですね!

ー今後の自分のキャリアを通して成し遂げたいことやその先の目標を教えてください

笹川:大きいことを言わせてもらうと社外取締役で、、、

大森:おお!(笑)

笹川:というのは冗談です。(笑)
入社時に思い描いていた通り、今まさに事業法務の経験も積ませてもらっているので、今後一人前の法務として広い視点で見れる人になりたいですね。

大森:私はCLO(Chief Legal Officer)で、、、

笹川:おお!

大森:すみません、笹川さんに乗っかりました。(笑)
私は、コーポレート=安定していることが1番大切だと思っているので、安定感のあるグループを維持しつつ、更に大きく・強くしていきたいですね。

ー今後、どんなグループを目指していきたいですか?

大森:グループとしても個人としても成長できるグループを目指したいです!そこに向けて、今まさにそれぞれのメンバーがこれまでの業務の垣根を超えて新しいことにチャレンジしています。”全員が強い法務グループ” になっていきたいですね!

ーありがとうございました!


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