かっこいいだけじゃ伝わらない!わかりやすいデザインを作るために、要素とクリエイティブに分けて考える
こんにちは、Timersデザイナーチームです。
Timersでは、「要素」と「クリエイティブ」という2種類の概念を明確に分けてデザインワークをしています。これは一般的に「とんまな」、「トーン」と「マナー」と呼ばれているものに近いです。
今日はこのデザインの思考についてご紹介したます。
定義
- 要素
デザインに含む情報のこと。文言に優先順位をつけるなどのデザイン上に載せるコンテンツの他、ターゲットや狙いも含む。
もっと抽象的に表現すると、「形容詞以外で言語化できるもの」
- クリエイティブ
デザインの色や雰囲気などのこと。テキストのサイズや色、マージンを整え、パッとみたときに楽しい、かっこいいなどのイメージを持たせるように工夫する。テキストの視認性を上げ、ターゲットにちゃんと届くように工夫する。
この2種類の概念を分けることで、パッと見に流されない課題解決ができるデザインを作ることができると考えます。
パッと見イケているものでも、伝わらない、何をすれば良いのかわからないとユーザーに思われるデザインにならないよう心がけています。
デザインをするデザイナーは特に、おしゃれでかっこいいものに目が流されやすいので、振り返って「伝わるか」を常に問いかけています。
要素をクリエイティブを分けたデザインフロー
相手に何を伝えたいのか、ユーザーはどういうフローを踏んでここにたどりついたのか、どういう気持ちなのか、一番伝わる言葉は何か、という要素をまずは考え、それに合う配色や写真選びをして、クリエイティブ作るというデザインフローを踏みます。
フィードバックでも
Timersのフィードバック文化の中でも、デザインは「要素」と「クリエイティブ」に分けて考えられており、デザイナーチーム以外のbizチームやプロダクトチームにフィードバックをもらうと「要素の話をすると〜」「クリエイティブ的には〜」という言葉が飛び交います。「文言で伝わらないならクリエイティブをどうしたって伝わらない」という強い意思を持ってフィードバックしています。
まとめ
デザインは、相手に綺麗に伝える手段です。見ていて楽しい、可愛い、かっこいいだけではなく、わかりやすいデザインがより価値を生み出すと考え、デザインしています。