新天地で仲間と共に成長にコミットする【タイムカプセル大学 Vol.24】
ーー人生で初めて親元から離れ、仙台に移動することになりましたね。ご自身の不安や、ご家族の反対はありませんでしたか?
元々親から、25歳位になったら家を出るように言われていたんです。
同期は地元を離れて仕事していた経験があるのに、私だけがずっと岐阜にいたので、環境を変えてみるのもありだと思いました。
仙台のリーダーであるHさんとは岐阜にいた時も仕事をしていたし、Hさんがいてそばで色々教えてもらえるならラッキーだと思って、「いつでも仙台いけます!」と言ってたら、ある日、「今週早いうちに来れる?人手が足りないから急いできて欲しい」と言われて、急いで準備してその週の終わりくらいには移動しました。
ーーそれはかなり突然ですね! さすがに親御さんも驚かれたんじゃないでしょうか?
親は、「びっくりしたけどいい機会だから行ってこい」「どうせなら数年いてもいいよ」と言っていましたが、最近は「そっちが楽しいならずっとそっちにいたら?」と私を応援してくれています。
私はちょっと変わったことが好きなので、実家にいた時に好きなことをしたら親に「それはやめたほうがいい」とか「それは違うんじゃない」「それはちょっと世間的に…」とたしなめられていたんですが、仙台ではそれがないので、自由で楽しいです。
ーー仙台を満喫しているご様子ですが、仙台に移動する前には抵抗はありませんでしたか?
もともとコロナが流行する前に、宮城で開催されるライブに行く予定があって、ついでに気仙沼オフィスに1週間滞在させてくださいとお願いをしていました。その時から、別のオフィスで働いてみたいと思っていたんです。
ーー仙台に移動して得たものや失ったものはありますか?
最初は少し寂しかったですし、3LDKで同僚とシェアハウス状態なので、気を使いながら生活するのはしんどいかなと思っていたんですが、良い同僚に恵まれたので意外としんどくないです。
先日岐阜から車を持ってきたので、その車で休日に同僚と出かけるのが楽しいです。隣や1階下に友だちがいるから気軽に遊びに誘えます。気仙沼の子にオススメのスポットを教えてもらったり、海に行ったり。
私は料理ができないので、実家と違って帰ったらご飯が出来上がってることがないですが、同じ部屋の子が料理できるのもあり、一緒に作ってます。
ーー今は仙台でどのような仕事をされていらっしゃるのでしょうか?
今は仙台で実装もデザインもしていなくて、お客様とのやり取りの窓口の業務です。
その中で、自分にデザインセンスがないのが明らかになりました。お客様にも指摘されるし、自分で作りながらもこれ以上のクオリティのものは作れないなと自分で思います。
ーー仙台での仕事は順調でしょうか?
9月に窓口に任命されて、できないことが多くて仕事中に耐えられなくなりHさんの目の前で泣いたことがありました。なんで私が窓口なんだろう?と落ち込んでいた時に、Hさんから、「できると思ったから任命したんだから自信を持て」と言ってもらいました。嬉しかったし、勉強してちょっとずつでも期待に応えられるようになりたいと思いました。
Hさんは岐阜にいた時も気にかけて仕事中に電話くれたりしていたけど、仕事中に横にいるとやっぱり違います。今までいなかった頼れる存在で、すぐに相談できる環境がとてもいいです。やり方を教えてくれたり注意してくれたり助けてくれる存在が今までいなかったから、安心感があります。
ーーこれからの目標みたいなものはありますか?
窓口の仕事をしていて、力不足を実感したので、短期間での目標は、サマになる窓口、できるなって思われる窓口になることです。
それから、仙台に行ったら、同期のMくんがすごくしっかりしたリーダーになっていて、私が知っている2年目の時の時と全然違うんです。
Hさんのそばにいるのもあるだろうし、多分本人も努力して、リーダーとしてすごく成長していたんです。負けられないなと思ったので、私も仙台で成長したいです。