新入社員だからこそ難しい仕事に挑戦させるのはなぜ?【入社3年目の悩み相談。 Vol.1】
タイムカプセル社内から質問を募集、悩める3年目が代わりに相談。
社長アイザワからの厳しくも温かい、ちょっとクセになるアドバイス。
どうぞご賞味ください。
1.素朴な疑問なんですが、入ってきたばかりの新入社員に大事な仕事を振ることが多いですが、なぜですか?(20歳 入社3年目)
アイザワ
新入社員の方にはいろんな仕事をやってもらいたいと思ってます。「できないかもしれない」という不安は誰もが持っていると思いますが、その人にできない仕事はないと思ってます。
アカリ
え、そうなんですか?私だったら「できない可能性」があるとどうしても振る仕事を制限してしまいます…。
アイザワ
そう思うのも無理はないと思います。でも少しハードルが高い仕事を通じて成長してほしいと思ってるのでどんどん仕事を新入社員の方にお任せしてます。
誰にでもできる仕事を毎日永遠と繰り返してたら飽きちゃうじゃないですか。少しずつ仕事の難易度を上げていって徐々に難しい仕事ができるようになると仕事が楽しくなるんじゃないかと思ってます。
2.お客様の評価に直接関わる仕事もある中、新入社員が対応することに不安はないですか?(20歳 入社3年目)
アイザワ
お客様の評価に関わる仕事でも不安はないです。新しい仕事を振るのが怖いから振らない、としてしまうと新入社員の成長の機会を失うことに繋がるので、その失敗が成長に繋がるならむしろ不安にならないです。
アカリ
でも新入社員が責任とか、荷が重くて投げ出してしまう可能性もあるじゃないですか。振り分ける仕事の選定で考えてることってありますか?
アイザワ
難しい仕事に対して「どうしたらいいんだろう」と不安を抱くのはよくわかります。それこそが仕事の原点だと思ってます。仕事ってゴールや正解がないですよね。「こうすればこうなる」っていうのは絶対ないんです。
アカリ
正解がないのが余計不安感を煽りますね。
アイザワ
そうですよね。その不安を解決するのは『行動すること』だと思ってます。事前準備をする、先輩に聞く、勉強するという行動を積み重ねることで不安は解消されます。行動を社員の皆さんには繰り返していただきたいと思ってます。不安が一つずつ解消されることが成長に繋がるんですよね。
その不安をコントロールできるようになるとビジネスマンとして一人前になれると思います。社員の皆さんにはそういう人になってもらいたいですね。